新定番【75μラミネートフィルム】を徹底解説!
2022/10/13 00:00
ラミネートフィルム75ミクロンブログメイン画像

ラミネートフィルムといえば【100μ】というイメージですが、欧米では【75μ】厚のラミネートフィルムが主流なのをご存知でしょうか?
コスト削減ができて、エコなラミネートフィルムをご紹介いたします。

ラミネートフィルム75μとは?

ラミネートフィルム100μより、プラスチックを11%減少させることで開発された、新しい厚みのラミネートフィルムです。 プラスチック減により原料コストも削減され、かつ現代社会に必要な環境にも配慮された商品です。

コスト削減×環境配慮

ラミネートフィルム75μの特徴

安い

消耗品でもあるラミネートフィルムは、少しでもコストを削減したいところです。
100μに比べて原料コストを抑えている事で、1枚あたりの単価が安価でお求めやすくなっています。
75μへの切り替えでコスト削減が実現できます。
特徴①安い

早い

75μは他の厚みに比べて、軽くて薄いので、ラミネート加工作業時間を短縮できます。※1
また、A4サイズは長辺シールタイプもあるので、A3サイズ対応のラミネーターがあれば、長辺からセットすることで、いつもより加工スピードが短縮できます。
※1 スピードの調整が可能なラミネーターに限ります。
特徴②早い

エコ

プラスチック量を11%削減したことで、100μより環境に配慮されているのがラミネートフィルム75μです。
脱プラの時代に少しでも企業の環境配慮の取り組みに対してお力添えができます。※2
※2 100μラミネートフィルムと比べた場合の削減量
特徴③エコ

機能

厚みは変わっても、他の厚みと同等の耐水性能と、強度があります。
メニューやPOP、掲示物の保護には問題なくご利用いただけます。
特徴④機能

便利

通常より厚みが薄くなったことで、ラミネートフィルムの折り加工が簡単になりました。
気軽に見開きのメニューなどの折り加工をご自身ですることができます。
特徴⑤便利

75μと100μの比較

コストで比較

プラスチックを減少させるなどし製造コストを抑えたことで、各サイズ1枚あたりの単価は100μよりお得になります!
コストで比較
ラミネートフィルム A4サイズ
(75ミクロン)100枚
780円(税込)~
ラミネートフィルム A4サイズ
(100ミクロン)100枚
858円(税込)~

性能面で比較

定番の100μと比較すると、75μは少し柔らかくコシが弱い印象がありますが、壁などに掲示したり、テーブルに置いておくようなメニュー、または手持ちのカードやプライスカード等は気にならずご利用いただけます。

加工後も自立しにくいので、小さいメニュースタンド等へ設置する場合は、75μではなくより厚手の150μのラミネートフィルムなどがおすすめです。

性能面で比較

安心のラインナップ

サイズラインナップは定番の4種類のサイズ、A3、A4、B4、B5です。 A4サイズは長辺シールタイプもあり、A3対応ラミネーターがあればご利用いただけます。

A4サイズ 短編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンA4サイズ短編綴じ
A4サイズ 長編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンA4サイズ長編綴じ
A4サイズ 短編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンB5サイズ
長辺シールタイプがおすすめ

おわりに

いかがでしたでしょうか?
普段の販促活動には欠かせないラミネートフィルムですが、商品を切り替えることでコストを削減することができます。
ぜひご参考くださいませ。

ラミネートフィルムの厚みの違いを解説!
2022/09/06 00:00
ラミネートフィルム厚みの違いメイン画像

初めてラミネートフィルムをご利用される方、新しい厚みに挑戦したい方、今使っているフィルムを見直したい方におすすめなラミネートフィルムの厚みについてご紹介いたします。

ラミネートフィルムの厚みμ(ミクロン)ってなに?

ラミネートフィルムの厚みはミクロン=μ(μm)という単位で表記されます。
あまり聞き慣れない単位のため、具体的にどれくらいの厚みなのかをイメージしにくいかと思いますが、100μ=0.1mmに相当します。
一番ポピュラーなラミネートフィルムと言われるのがこの100μ厚です。
100円均一やホームセンター、事務用品店などでも幅広く発売されており、どこのお店でも見かけることが多いラミネートフィルムですので、ぜひ一度手にとって厚みをお確かめください。

ラミネートフィルム厚みの種類と特徴

ラミネートフィルムは75μから350μと厚みのレパートリーは幅広くあります。
まずは当店でお取り扱いしている商品から、厚みと特徴について確認していきましょう。

厚み:100μ(ミクロン)

最も一般的なラミネートフィルムです。
比較的手に入りやすい厚みで、POPや掲示物の保護、印刷物の保護、カードなど幅広く利用されます。
卓上のラミネーターであれば、基本的にどの機種でも加工ができるのが特徴です。
100ミクロン

厚み:75μ(ミクロン)

新発売した通常より少し薄手タイプのラミネートフィルムです。
価格もプラスチック原料も100μよりカットしており、環境配慮とコストダウンを兼ね揃えています。
日本ではまだあまり出回っていませんが、欧米では主流の厚みのラミネートフィルムです。
75ミクロン

POPや掲示物、印刷物の保護には100μとほぼ遜色なく使えますが、少々コシが弱くなるため、自立させて使うPOPには不向きです。
基本的に100μを加工できるラミネーターであれば使用可能となります。

厚み:150μ(ミクロン)

やや厚手のラミネートフィルムで、反りにくく丈夫なのが特徴です。
加工後もしなりが少ないので、メニュー表やカードなど手にもって使われるアイテムに使われることが多いです。
ラミネーターによっては150μ厚の加工ができない場合がありますので、事前確認が必要です。
150ミクロン

厚み:250μ(ミクロン)

厚く、プラスチック板(下敷き)のような仕上がりが特徴のラミネートフィルムです。
単体で自立させたいPOPやパチンコ店などの台札(プレート)などに活用されることが多く、業務用向けです。
250μのラミネート加工は業務用のラミネーターが無いとできませんので、事前確認が必要です。
250ミクロン

厚み:350μ(ミクロン)

とても厚手で、よりプラスチック板(下敷き)のような仕上がりが特徴のラミネートフィルムです。
看板、POP、台札(プレート)などに使われることが多いです。
350μは業務用の中でもさらに加工できるラミネーターが限られてしまいます。
350ミクロン


ラミネートフィルムセット買いでお得

おわりに

いかがでしたでしょうか?ラミネートフィルムの厚みについて少しでもイメージが湧きましたでしょうか。
厚みが増すにつれて、ラミネート加工後のしなりが少なくなります。印刷物を保護するのみが目的であれば、75μや100μで問題ありませんし、POPとしてしなりなく自立して魅せたい場合はより厚手のほうが良いです。
用途とお持ちのラミネーターにあわせて、ぜひベストなラミネートフィルムをご選択ください。

ラミネートフィルム商品一覧

手書きPOPを作成して効果的に商品をアピールしよう!
2022/03/15 00:00
手書きPOP作成ブログメイン画像

スーパーや書店、雑貨店など…あらゆる場所で手書きPOPを見かけませんか?
おすすめ商品やお買い得品などを効果的にアピール出来る「POP広告」ですが、中でも手書きのPOPは消費者の購買意欲に働きかける効果的な手法として、関心が高まっています。
そこで今回は、手書きPOPの効果や作成手順などを紹介します!

手書きPOPの効果とは?

手書きPOPの温かみは親近感がわくので、お客様の心を掴みやすい販促ツールとして根強い人気があります。また、手書きPOPはパソコンで作成するPOPと違い、グラフィックソフトが無くても制作が可能です。
そんな手書きPOPはどのような効果をもたらすのか具体的にご紹介します。

  • 効果1
    商品の価値を最大限に伝えることができる

    見た目だけでは商品の価値がわからないので、POPに説明を記載しておきましょう。
    購入するかどうか悩んでいるお客様に向けて、買うべき理由を提示することができます!
    手書きPOPならではの温かみある表現により、お客様の共感が得やすくなります。

    商品の価値を最大限に伝えることができる
  • 効果2
    店舗のオリジナリティを主張できる

    手書きPOPは他店との差別化になり、店舗のオリジナル性を主張することができます!
    活気ある店舗の演出や、その店にしかない希少性のアピールなどにも効果的です。

    店舗のオリジナリティを主張できる
  • 効果3
    お客様の目に止まりやすい

    ただ商品を並べて置くだけでなく、手書きPOPを添えることで商品が見つかりやすくなり、販売機会の損失を減らすことができます。
    また、お客様がPOPに目を止めることで滞在時間が長くなり、売上の増加に繋がります。

    お客様の目に止まりやすい

手書きPOP作成の時に準備するもの

ペン

一番目立つ文字を書く太字のペンと、飾りや説明を書く用の中字・細字のペンを用意しましょう!色はベースで使う黒と、他5色ほど揃えておくとメリハリのあるPOPに仕上がります。
また、手書きのイラストを入れる場合は色鉛筆やクレヨンもあると便利です。

紙(色画用紙や上質紙など)

少し厚手の用紙が使い勝手が良くおすすめです。白字はシンプルで使いやすいですが、店舗の雰囲気にあわせて色画用紙を使うとより目を引くPOPになります!

はさみ or カッター

POP本体とは別に吹き出しを付ける場合や、立体POPを作成する時、ラミネート加工後などに使用します。

ラミネーター、ラミネートフィルム

POPの保存性を高めます。手書きPOPをそのまま貼ると、すぐ汚れたり曲がったりしてしまうので、なるべくラミネート加工をしましょう。

手書きPOP作成手順

  1. ターゲットを決める
    誰に向けて発信したいのか明確にしましょう。ターゲットによって、POPの雰囲気や言葉遣いが変わってきます。
  2. POPで伝えたい内容を決める
    商品の特徴やアピールポイント、どのように役立つ商品なのかを洗い出し、商品のキャッチコピーや説明文を考えます。
    キャッチコピーに原産地や希少性、メディアでの話題性などを盛り込むと効果的です。
    実際に買ってくれたお客様の声を聴いておくのも、共感を得やすいPOPに繋がりますよ!
  3. POPのデザインを決める
    POPに入れる要素が決まったら、POPのデザインを決めていきます。レイアウトを考えた後は、使用する色や写真の選定を行い、下書きから作成していきましょう。

手書きPOPを目立たせるポイント

吹き出しやイラストをPOPの本体からはみ出すように配置すれば、さらに注目されるPOPに!
パーツ別にラミネートすれば、立体的なPOPを作成することも可能です。

立体POP

手書きPOPを長持ちさせるポイント

手書きPOPが完成したら、ラミネート加工をしておきましょう! 湿気や汚れからPOPを守ってくれるので、長期間使用することができます。

ラミネートフィルムは、一般的な厚み100ミクロンで問題ありませんが、立体的なPOPを作るなど、ラミネート後に加工する場合は、カッターで切りやすい・折加工がしやすい等のメリットがある厚み75ミクロンのラミネートフィルムがおすすめです。

ラミネートフィルム75μ

また、ラミネートフィルムの光沢感が苦手という方は、つやなしのマットタイプがおすすめです。 さらっとした手触りで、反射もあまりありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
魅力的な手書きPOPを作成することでお客様に商品の価値を最大限に伝えることができ、お店の売上アップにつながります。
上記の内容を参考にして、手書きPOPを作成してみてください!

手書きPOP作成に役立つ!アイテム一覧

関連ブログ一覧

おすすめのラミネーター7選!効率よく作業出来るラミネーターをご紹介
2021/12/03 00:00
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掲示物やメニュー、資料等を汚れや濡れから守り、長期保管できるように加工できるラミネーター。オフィスや店舗など様々な場所で活用されています。
しかし、ラミネート作業は工程が多く、特に加工枚数が増えていくほど「ラミネート加工が終わるまで時間がかかる…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、ラミネート作業を効率よく進めていくために押さえておきたい”業務用ラミネーターを選ぶ時のポイント”と、おすすめ機種をご紹介。最適な一台を選ぶ際の参考として是非ご覧ください。

ラミネーターとは?

ラミネーターは、紙の表面を特殊なフィルムで包装(ラミネート)することで耐久性を高める機械です。
写真や資料などの汚れや折れを防ぐほか、掲示物やメニュー表などを濡れないように保護する役割にも適しているので、長期間きれいに見せたい時におすすめです。

ラミネート作業の工程

長期保存したいときに便利なラミネート加工ですが、ラミネート作業には以下のように複数の工程があります。

  1. ラミネートしたい印刷物を用意
  2. ラミネーターを温める
  3. ラミネートフィルムに紙を挟む
  4. 1枚ずつラミネートをかける
  5. 枚数が多い場合は③④を繰り返す
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また、大量に加工したい場合、ラミネーターの許容範囲以上の枚数を一度に連続して加工を行うと、ラミネーターによっては徐々に熱が不足し、加工後に白っぽくなったり、再び温まるまで待たなければならなくなります。
また、個人向けの低価格ラミネーターで大量枚数を一度に加工すると最悪の場合故障に至る可能性があります。大量加工をする場合は、業務用ラミネーターの使用をおすすめ致します。

作業工程の多いラミネート加工を効率よく行うためには、以下で説明する選び方のポイントを押さえていきましょう!

作業効率とコスト削減に繋がるラミネーターの選び方

ラミネーターを選ぶ際、ポイントとなるのが「一度に連続で加工したい最大枚数はどのくらいか?」を把握することが重要になります。

  • F340 PRO
  • F340 PRO
  • F340 PRO
※枚数は、100μ/A4サイズフィルムを加工した場合を想定した目安です。作業環境やパウチする印刷物の厚み、フィルム厚によって異なります。

先ほど述べたように、連続加工可能枚数以上の加工を行うと、ラミネーターの熱不足で加工後に白っぽくなったり、再びラミネーターが温まるまで待たなければなりません。
仕上がりに影響が出れば、ラミネートのやり直しになり、また印刷物の用意から始まるため、大きなタイムロスとなります。
また、個人向けの低価格ラミネーターは導入コストは安いですが、大量枚数を加工すると、故障の可能性や仕上がりの品質に懸念があります。

そのため、日々の作業で「最大どのくらいの枚数を加工するのか?」を基準にすることで、最適なラミネーターを選ぶことができ、業務効率化・長期的に見た場合のコスト削減へとつなげることが出来ます。

連続加工可能枚数別おすすめラミネーター7選

連続加工可能枚数はラミネーターの熱量(ワット数)やローラーの太さ・数等によって変わってきます。

1回につき加工枚数5~10枚(100μ/A4サイズ)

連続加工可能(目安:1回につき15枚以上(100μ/A4サイズ)

大量連続加工可能(目安:1回につき50枚以上(100μ/A4サイズ)

豆知識 ~ローラー本数の違いとは?~

ラミネーターには2本ローラー、4本ローラー、6本ローラーの3タイプがあります。ローラーの本数が多いと、仕上がりもよくなります!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ラミネーターの購入をご検討の際は、最大加工枚数を把握したうえで、加工サイズやフィルムの厚さを加味しお選び頂ければと思います。
販促Express では、綺麗に加工ができ「濡れない・破れない・汚れない」というラミネートの特性を活かす機種を取り扱っていますので、是非ご覧ください!

当店おすすめラミネーター 一覧

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ポスターもラミネート加工できる「ロールフィルム」のご紹介
2021/09/27 00:00

皆さん、屋外にポスターを掲示するとき、用紙のまま掲示していますか? 雨が降ってしまったら、その都度ポスターを入れ替えていませんか?
実は制作現場でよくされているラミネートフィルムにはA3やA4サイズだけではなく、A1サイズなど大きなポスターサイズまで加工ができる「ロールフィルム」という製品があります。
今回は、A1サイズのポスターも楽々ラミネート加工できるロールフィルムについてご紹介します。


販促物の内製化

ポスターサイズも加工できる「ロールフィルム」とは?

上下にセットされたフィルムの間に紙を挿入し、2枚のフィルムの合わさったベルト状のラミネートフィルムの間に、サンドイッチされた状態で連なって出てきて、それを後からフチを少し残してカットして仕上げます。これをロール式ラミネートといいます。
それに使用するフィルムをロールフィルムといいます。

「ロールフィルム」とは?

ポスターのラミネート加工だけでない!ロールフィルムの特徴

ロールフィルムは、ポスターなど大きいサイズのラミネート加工ができるだけではなく、他にも様々な特徴があります。
例えば、連続加工ができるため、1枚1枚ラミネートを挟むより断然加工スピードが早く、手間の削減、作業効率の向上にも繋がります。 他に、A4サイズやA3サイズを加工する通常のラミネーターではできない、長尺のラミネート加工も可能になります。 長尺の加工ができることによりトップボードサイズの耐水POPも作成できるようになります。

ロールフィルムの種類・選び方

ロールフィルムには厚み、サイズが複数あります。
ロールフィルムを選ぶ際はサイズだけではなく厚みも選ぶ基準にすることをおすすめします。

厚さ38μ

38μは薄くても水分からポスターを守れれば大丈夫、厚みを求めないという場合におすすめです。 メリットとしては価格が安く、巻数が多い(200m巻~)ため交換の頻度が少なく済みます。 デメリットとしては薄いので、厚みを求める場合には向いていません。

厚さ38μロールフィルム

厚さ100μ

100μは水分からポスター守りたい且つ、ラミネートに厚みを求める場合におすすめです。 メリットは厚みがあるため、掲示した際にしっかりとします。 デメリットとしては38μと比較すると若干コストが上がるということと、ほとんどの製品が100m巻のため交換頻度が多くなります。

厚さ100μロールフィルム

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これから屋外にポスターを掲示する際、ロールフィルムを使用すれば雨から守ることができ、いちいちポスターを張り替える手間がなくなります。
また、ポスター以外にも簡単に加工できるスチレンボードで、気軽に看板のような目を引くPOPや大きなサイズのものも簡単に作成できます。ご使用の用途に合わせ最適なものをお選びください。 他にも商品についてまとめているページがありますので、ぜひのぞいてみてください♪

おすすめ商品一覧

外注している販促物を内製化して、 納期短縮+コスト削減しませんか?
2021/08/25 00:00

販促施策に欠かせない、ポスターやチラシなどの販促物。お客様への情報はタイムリーに提供したいが、小ロットの印刷を外部に頼めば、時間もコストもかさんでしまうし、 外注したものの、修正が入ったり、思ったより使用せず在庫の山が・・と課題を感じていませんか?
今回は、そういった販促物制作のお悩みを解決する『内製化』のメリットや方法をご紹介します。


販促物の内製化

外注から内製化に切り替えるメリットとは?

内製化のメリット

① 販促物の製作コストが下がる
外注の20分の1ぐらいの価格で作成できます。多種多様な販促物を小ロットで外注すると、データごとの入稿作業など作業時間もコストもかさみます。内製化する体制を整えれば、そのような手間やコストを削減できます。

② 納期が急ぎの販促ツールでも作成できる
外注に出すと印刷から納品まで最低2日ほど見込まないといけないので、急ぎの印刷の納期などが間に合わなくなることがあります。内製できれば、突発的な作成にも対応可能である為、スピーディな販促活動が可能です。

③ 小ロット作成ができる
1枚のみ外注に出すと、製作費が高くなりがちですが、内製化すると1枚から製作できます。

実際に販促物を内製化をするとどれぐらいの費用感で作成できるのか?

製作物の費用感

  A1ポスター1枚当たりの費用感 看板作成の㎡の費用感

内製

100円~300円

1㎡当たり690円

外注

6000円~

1㎡当たり5000円

ポイント

ロール紙1本で35枚ほどA1ポスターを
作ることができるので、 外注を内製化するだけで
ポスター1枚当たり5700円ほどのコスト削減ができる

1㎡当たりで4310円コスト削減ができる

※費用感はあくまで一例です。発注部数や仕様によって異なります。

販促ツール内製化にあたり必要になるものとは?

印刷機などの設備や資材の準備

制作したい販促物によりますが、主に下記の様な設備・資材が必要です。



さらに、カッティングマシンや名刺カッターがあれば、さらに一歩進んだ販促物が内製化できます。

制作する人材の育成

販促物を制作するスタッフの確保・育成も必要です。
社内で制作が難しい場合は、デザインのみ外注し、出力のみ内製化する方法もあります。

プリンターにはどのような種類があるのか?

プリンターの種類・特徴

販促物の内製化に最適な大判プリンターは大きく分けて水性プリンターラテックスプリンターの2種類が挙げられます。

水性大判インクジェットプリンター

屋内掲示用ポスターの印刷に主に用いるプリンター

< 費用感 >

A1サイズ用30万円前後 B0サイズ用は60万円前後

< 色数で仕上がりに差があります >

色味も4色や8色さらにグレードの高い10色などあります。

4色機

基本的ポスター印刷用途であれば、性能も上がってきているので4色機で十分対応可能

8色機

人物の印刷や食品の印刷で色味が重要な場合に適している機種

10色機以上

印刷会社などプロが使う非常にハイグレードな機種

【水性大判プリンターのメーカー特徴】

EPSON

スピンドルレスでロール紙の取り付けが楽。黒の発色が良く、印刷会社に最も入っており色校正にも用いられている

Canon

他社と比べると印刷スピードが速い、インク単価が他よりも高い、メンテナンスが速い

hp

ジャストサイズカットができ、お手頃価格。

ラテックスプリンター

屋外看板や内装を作成するときに用いるプリンター
様々な素材に印刷できる為、ポスターを内製化以外にも、さらにほかの部分も内製をしたいというお客様向け
外注コストと比べると80%以上削減できる
プリンター1台の価格はおおよそ250万円前後

【ラテックスプリンターのメーカー特徴】

hp

インクの乾燥時間が不要だが、インクが水性のため無臭。ラミなしで屋外に3年ほど掲載できる。
導入することで店内装飾の大半を内製化できるようになる。フロアシートや壁紙屋外サインも作成ができる。

プリンターと合わせて必要になるもの

ラミネートフィルム

ラミネートとは?

ラミネートとは、印刷物の保存性を高めるため、ラミネートフィルムを印刷物の両面、又は片面に貼ること。また、使用するフィルムの光沢性により、付加的に高級感が得られます。

ラミネート加工をする必要性

まず出力紙の染料、インクの退色を防止すること。変退色要因の酸素(オゾン)、湿度、光をラミネートフィルムが遮断します。次に、ラミネートフィルムの光沢性により、インク等では出すことができない高級感を付与することができます。また、紙や印刷インクの耐衝撃性や引裂強度を向上させ基材の補強をはかるという表面保護の役割があります。紙だけだと湿度に負け弱ってしまうので、それを防ぐためにラミネート加工をしている場合もあります。
また、紙面とインク面との接着力が弱い出力紙で、ラミネートフィルムを貼ることにより、耐磨耗性を向上させることができます。

ラミネート加工

ロール紙の種類

・マット紙

比較的安価な用紙でデザインのみのポスターなどに使用する大判インクジェットロール紙の中でも、表面がマットコーティングされたマットコート紙は、最もポピュラーでお手頃価格な素材の一つです。

・光沢紙

人物や食べ物など色味をきれいに印刷したいときに使う用紙
紙ベースの用紙の中では比較的高価であり、高級感を演出できる。

・合成紙

水に強く短期間であれば半屋外でも使用できる用紙、紙ではなく、フィルム系のロール紙。紙と異なり、破れにくく耐久性に優れているのが最大の特徴。(切れ目が入っている場合は、裂ける可能性がある。)
フィルム系の為、ある程度の耐水性もあり、短期屋外使用も可能。色鮮やかなポスター・POP・バナー・パネル貼りなどに適している。一般的には、表面マットタイプが主流になり、インクの吸収が早く、速乾性に優れている。


合成紙と同じ素材で裏面に、スマホ保護フィルムのような静電気の加工がされており、窓ガラスやタイル面などの平滑な場所に貼ることができる吸着合成紙もあります。

・クロス

インクジェットロール紙の中には、紙・フィルム以外にも布タイプのロール紙もあります。(不織布タイプ、ポリエステル薄手・厚手等)
布ロール紙の最大の特徴は、破れにくく、折り曲げてカバンに入れて持ち運ぶことができます。布の種類によって、折りジワの度合いは異なりますが、海外の学会発表ポスター用途などでも使われています。その他には、のぼり用のポンジクロスや、タペストリー用の防炎クロスのような特殊素材がございます。

スチレンボード

スチレンボードとは
発砲したスチレンを圧縮してボードにしたもののこと。
ポリスチレンフォーム(発砲プラスチック系の断熱材の一種)を一定の強度を持たせ板状にしたもの。発砲スチロールと同様の材料なので、軽量・低コスト・加工性が高いとされています。
グーパネ、ミラパネ、スチレン、ハレパネなど様々な呼び方をされています。
スチレンボード
仕様用途

印刷したポスターなどを貼り、目立たせるために使用します。トップボードとも呼ばれています。

仕様上の注意点

スチレンボードは湿気に弱く、長期間掲示すると反ってくることがあるので注意が必要です。

まとめ

内製化のメリットは、外注するより、小ロットでも短納期で安く制作できる点です。
大判プリンターの価格も手頃になってきているので、外注費を抑え、内製化に切り替えるメリットは大きいかと思われます。
販促物の内製化で、コスト削減・納期短縮し、生産性の向上を実現してみてはいかがでしょうか。