水に強く衛生的!耐水紙はPOP・メニュー表作成におすすめ|飲食・小売業必見です
2022/08/24 00:00
耐水紙はPOP・メニュー表におすすめブログメイン画像

耐水紙は「ラミネート不要で水に強く、濡れても破れにくい」といった特徴がありますが、抗菌・抗ウイルスの加工がされた耐水紙や、印刷後カットが不要なミシン目入りの耐水紙などさらに種類が展開されています。
そこで今回は、『抗菌・抗ウイルス加工された耐水紙』と『ミシン目入りの耐水紙』の特長やおすすめの活用事例をご紹介します!

耐水紙の種類と特徴

耐水紙は、主に3つの特徴があります。

①水や湿気に強く
破れにくい
水に強く破れにくい
②ラミネート不要のため
コスト削減に貢献
ラミネート不要のためコスト削減に貢献
③オフィスにあるレーザープリンター
で印刷可能
オフィスにあるレーザープリンターで印刷可能


上記に加え、抗菌・抗ウイルス性能を持つタイプや、手で切り離し可能なミシン目入りタイプなど、さらに利便性の高い耐水紙が登場しています。
以下より、それぞれの特徴をご紹介します。

抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙

銀イオンの技術を応用し、バクテリア、ウイルス、真菌、カビなどの有害な微生物が表面に定着するのを防ぐ、業界初の抗菌・抗ウイルスの特殊コーティングを施した耐水紙です。
飲食店や店舗など、不特定多数の人が触れるメニュー表やPOP等、あらゆる印刷物や掲示物の衛生対策を行いながら、同時にスタッフの方々のアルコール消毒作業の軽減にも貢献します。
抗ウイルス・抗菌のイメージ画像


また、抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙もフルプラスチック素材のため、廃棄の際に分別する必要がなく、全てプラスチック資源として改修・処理することが可能です。

ミシン目入りタイプの耐水紙

素手で簡単に切り離しできるミシン目入りの耐水紙は、ラミネート加工と比べ、POPやプライスカードを作成する際に大幅な作業コストと制作時間の削減に貢献します。
通常より細かいマイクロミシン目加工のため、紙詰まりしにくいことも特徴です。
こちらのミシン目入り耐水紙もフルペット素材のため、素材の劣化や浸水の心配がありません。
また、マット調のため、乱反射が少なく視認性も抜群です。
ミシン目入り耐水紙イメージ画像


※ミシン目入りタイプは抗菌・抗ウイルスの特殊コーティングはございませんのでご注意ください。

耐水紙のおすすめ活用法

抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙

活用事例1:メニュー表

メニュー表

不特定多数の人が触れるメニュー表。売上に直結する、お客様から最も注目される場所だからこその安心を。アルコール清掃も可能で清潔できれいな状態を保ちます。
活用事例2:食品売り場のPOP

食品売り場のPOP

パッケージされた商品ではなく、量り売りで販売している食品売り場のPOPは特に衛生面に気を付けたいところ。安心・安全な食をお客様にお届けでき、企業としてのブランディング効果にも繋がります。

ミシン目入りタイプの耐水紙

活用事例1:店頭POP・プライスカード

店頭POP・プライスカード

屋外、冷ケースまわり、生鮮食品売り場など、耐水性や耐久性が求められる場所に掲示するPOPに最適です。ラミネート加工が不要なため、業務効率化にもつながります。
活用事例2:診察券

診察券

お財布に入れてもヨレない、破れない。長く使うものだからこその耐久性と衛生対策。書き込みも出来るので次回の来院日を記載することも可能です。

本ブログでご紹介した耐水紙一覧

糊付きロール紙を選ぶときのポイントをご紹介!
2022/08/09 00:00
糊の種類メイン画像

糊付きロール紙を選ぶときに、糊の種類が多くて迷ってしまう。ということはありませんか?
糊の色や特長によって得られる効果が違いますので、一緒に学んでいきましょう!

そもそも糊付きロール紙ってなに?

ポスター用紙には大きく「糊なし」と「糊付き」の2種類があります。
糊なし用紙はコストが比較的抑えめで、ポスターパネルに入れて設置をしたり、画びょうなどで壁面へ掲示するなど、+アルファで部材が必要になることが多く1つ工夫が必要です。
今回ご紹介する糊付きロール紙は、少し価格は高くなりますが、裏面がシール状になっているので、そのまま壁に貼り付けたり、スチレンボードなどにそのまま貼ることでパネル作成ができます。
また、用紙と糊の素材によっては窓ガラスなどに施工ができるので装飾の幅が広がります。

糊の種類と特長

当店でも糊付きロール紙にはたくさんの種類があります。
簡単にそれぞれの特長をみていきましょう。

まずは糊の色から…

グレー糊/シルバー糊

剥離紙を剥がした裏面がグレー色=灰色の糊のことをいいます。 糊付きロール紙はこのタイプの種類を見かけることが多いです。 糊自体が灰色のため、施工場所に模様や文字、色があっても、下地の影響が少なく、印刷物の邪魔をしません。

グレー糊/シルバー糊

透明糊

その名の通り、裏面が透明な糊になっています。 糊自体に色が無いので、下地の影響を受けますが、ガラス面など糊の色を見せたくないときには便利です。 ウインドウ装飾などポスターの裏面が見えてしまう場所で使われる事が多いです。 用紙自体が透明なPETタイプの場合、同じく透明糊が使われています。

透明糊
次は糊の特性について…

強粘着糊

一般的に使われることが多い、強力タイプの粘着剤です。一度貼ってしまうと貼り剥がしが難しいです。 そのため、トップボードやパネル貼りなど、剥がれては困る店内装飾のPOPに使われる事が多いです。

強粘着糊

再剥離糊

用紙を貼り付けた後、糊残りが無く、きれいに剥がせる粘着剤の事をいいます。 一時的に貼りつける場合や、後で剥がす必要がある場合などにはおすすめです。 壁面への短期ポスターなどに使われることが多いです。 強粘着と比べてきれいに剥がせますが、100%糊残りしないことを保証するタイプではないのでご注意ください。

再剥離糊

マトリクス糊

日榮新化が開発した粘着剤です。特殊粘着加工(マトリクス加工)により粘着剤面に無数の小凸部を形成させており、その縦横に走る極細の溝からエアーや断面図ガスが抜ける構造になっています。 粘着性もありながらエア抜けにもすぐれた糊剤です。屋外のステッカーなどに使われることが多いです。

PR糊(吸着糊)

PRとは「Perfect Removable(完全再剥離)」の略です。 その名の通り、長期掲示後に剥がしても一切糊が残りません。 スマホの画面保護シールのように静電気で吸着するタイプのため、凹凸のある下地への施工はできない場合があります。 素材に全く糊が残らないことから、ガラス面への装飾や商品に直接貼り付けるプライスカードなどに人気です。

PR糊(吸着糊)

PRドット糊

基本構造はPR糊と同じで、粘着剤面に無数の凹凸を形成しており、その隙間からエアーが抜けるので気泡も解消しやすく、施工性の高い製品です。 平滑な面に対しては最も簡単に施工できる製品です。 従来職人さんに施工をしてもらっていた床シートや窓ガラスの装飾も、店舗のスタッフの方で簡単に施工していただけます。

PRドット糊

糊付きロール紙の活用事例

最後に、糊付きロール紙を活用した事例をご紹介します。

  • 活用事例1
    透明PRドット糊

    見用紙も糊も透明なので、ガラス面に違和感なく施工ができ、華やかなウインドウ装飾が作り出せます。

    透明PR(再剥離)ドット糊事例
  • 活用事例2
    吸着クロス

    糊がほぼ残らないので、商品にそのまま貼り付けられます。プライスカードや販促POPにおすすめです。

    吸着クロス事例
  • 活用事例3
    合成紙グレー糊

    強粘着なので、紙が剥がれてしまっては困るようなPOP製作におすすめです。店内装飾のパネル貼りやトップボードなどに使われることが多いです。

    合成紙グレー糊事例

糊付きロール紙おすすめ商品一覧

外注している販促物を内製化して、 納期短縮+コスト削減しませんか?
2021/08/25 00:00

販促施策に欠かせない、ポスターやチラシなどの販促物。お客様への情報はタイムリーに提供したいが、小ロットの印刷を外部に頼めば、時間もコストもかさんでしまうし、 外注したものの、修正が入ったり、思ったより使用せず在庫の山が・・と課題を感じていませんか?
今回は、そういった販促物制作のお悩みを解決する『内製化』のメリットや方法をご紹介します。


販促物の内製化

外注から内製化に切り替えるメリットとは?

内製化のメリット

① 販促物の製作コストが下がる
外注の20分の1ぐらいの価格で作成できます。多種多様な販促物を小ロットで外注すると、データごとの入稿作業など作業時間もコストもかさみます。内製化する体制を整えれば、そのような手間やコストを削減できます。

② 納期が急ぎの販促ツールでも作成できる
外注に出すと印刷から納品まで最低2日ほど見込まないといけないので、急ぎの印刷の納期などが間に合わなくなることがあります。内製できれば、突発的な作成にも対応可能である為、スピーディな販促活動が可能です。

③ 小ロット作成ができる
1枚のみ外注に出すと、製作費が高くなりがちですが、内製化すると1枚から製作できます。

実際に販促物を内製化をするとどれぐらいの費用感で作成できるのか?

製作物の費用感

  A1ポスター1枚当たりの費用感 看板作成の㎡の費用感

内製

100円~300円

1㎡当たり690円

外注

6000円~

1㎡当たり5000円

ポイント

ロール紙1本で35枚ほどA1ポスターを
作ることができるので、 外注を内製化するだけで
ポスター1枚当たり5700円ほどのコスト削減ができる

1㎡当たりで4310円コスト削減ができる

※費用感はあくまで一例です。発注部数や仕様によって異なります。

販促ツール内製化にあたり必要になるものとは?

印刷機などの設備や資材の準備

制作したい販促物によりますが、主に下記の様な設備・資材が必要です。



さらに、カッティングマシンや名刺カッターがあれば、さらに一歩進んだ販促物が内製化できます。

制作する人材の育成

販促物を制作するスタッフの確保・育成も必要です。
社内で制作が難しい場合は、デザインのみ外注し、出力のみ内製化する方法もあります。

プリンターにはどのような種類があるのか?

プリンターの種類・特徴

販促物の内製化に最適な大判プリンターは大きく分けて水性プリンターラテックスプリンターの2種類が挙げられます。

水性大判インクジェットプリンター

屋内掲示用ポスターの印刷に主に用いるプリンター

< 費用感 >

A1サイズ用30万円前後 B0サイズ用は60万円前後

< 色数で仕上がりに差があります >

色味も4色や8色さらにグレードの高い10色などあります。

4色機

基本的ポスター印刷用途であれば、性能も上がってきているので4色機で十分対応可能

8色機

人物の印刷や食品の印刷で色味が重要な場合に適している機種

10色機以上

印刷会社などプロが使う非常にハイグレードな機種

【水性大判プリンターのメーカー特徴】

EPSON

スピンドルレスでロール紙の取り付けが楽。黒の発色が良く、印刷会社に最も入っており色校正にも用いられている

Canon

他社と比べると印刷スピードが速い、インク単価が他よりも高い、メンテナンスが速い

hp

ジャストサイズカットができ、お手頃価格。

ラテックスプリンター

屋外看板や内装を作成するときに用いるプリンター
様々な素材に印刷できる為、ポスターを内製化以外にも、さらにほかの部分も内製をしたいというお客様向け
外注コストと比べると80%以上削減できる
プリンター1台の価格はおおよそ250万円前後

【ラテックスプリンターのメーカー特徴】

hp

インクの乾燥時間が不要だが、インクが水性のため無臭。ラミなしで屋外に3年ほど掲載できる。
導入することで店内装飾の大半を内製化できるようになる。フロアシートや壁紙屋外サインも作成ができる。

プリンターと合わせて必要になるもの

ラミネートフィルム

ラミネートとは?

ラミネートとは、印刷物の保存性を高めるため、ラミネートフィルムを印刷物の両面、又は片面に貼ること。また、使用するフィルムの光沢性により、付加的に高級感が得られます。

ラミネート加工をする必要性

まず出力紙の染料、インクの退色を防止すること。変退色要因の酸素(オゾン)、湿度、光をラミネートフィルムが遮断します。次に、ラミネートフィルムの光沢性により、インク等では出すことができない高級感を付与することができます。また、紙や印刷インクの耐衝撃性や引裂強度を向上させ基材の補強をはかるという表面保護の役割があります。紙だけだと湿度に負け弱ってしまうので、それを防ぐためにラミネート加工をしている場合もあります。
また、紙面とインク面との接着力が弱い出力紙で、ラミネートフィルムを貼ることにより、耐磨耗性を向上させることができます。

ラミネート加工

ロール紙の種類

・マット紙

比較的安価な用紙でデザインのみのポスターなどに使用する大判インクジェットロール紙の中でも、表面がマットコーティングされたマットコート紙は、最もポピュラーでお手頃価格な素材の一つです。

・光沢紙

人物や食べ物など色味をきれいに印刷したいときに使う用紙
紙ベースの用紙の中では比較的高価であり、高級感を演出できる。

・合成紙

水に強く短期間であれば半屋外でも使用できる用紙、紙ではなく、フィルム系のロール紙。紙と異なり、破れにくく耐久性に優れているのが最大の特徴。(切れ目が入っている場合は、裂ける可能性がある。)
フィルム系の為、ある程度の耐水性もあり、短期屋外使用も可能。色鮮やかなポスター・POP・バナー・パネル貼りなどに適している。一般的には、表面マットタイプが主流になり、インクの吸収が早く、速乾性に優れている。


合成紙と同じ素材で裏面に、スマホ保護フィルムのような静電気の加工がされており、窓ガラスやタイル面などの平滑な場所に貼ることができる吸着合成紙もあります。

・クロス

インクジェットロール紙の中には、紙・フィルム以外にも布タイプのロール紙もあります。(不織布タイプ、ポリエステル薄手・厚手等)
布ロール紙の最大の特徴は、破れにくく、折り曲げてカバンに入れて持ち運ぶことができます。布の種類によって、折りジワの度合いは異なりますが、海外の学会発表ポスター用途などでも使われています。その他には、のぼり用のポンジクロスや、タペストリー用の防炎クロスのような特殊素材がございます。

スチレンボード

スチレンボードとは
発砲したスチレンを圧縮してボードにしたもののこと。
ポリスチレンフォーム(発砲プラスチック系の断熱材の一種)を一定の強度を持たせ板状にしたもの。発砲スチロールと同様の材料なので、軽量・低コスト・加工性が高いとされています。
グーパネ、ミラパネ、スチレン、ハレパネなど様々な呼び方をされています。
スチレンボード
仕様用途

印刷したポスターなどを貼り、目立たせるために使用します。トップボードとも呼ばれています。

仕様上の注意点

スチレンボードは湿気に弱く、長期間掲示すると反ってくることがあるので注意が必要です。

まとめ

内製化のメリットは、外注するより、小ロットでも短納期で安く制作できる点です。
大判プリンターの価格も手頃になってきているので、外注費を抑え、内製化に切り替えるメリットは大きいかと思われます。
販促物の内製化で、コスト削減・納期短縮し、生産性の向上を実現してみてはいかがでしょうか。