新定番【75μラミネートフィルム】を徹底解説!
2022/10/13 00:00
ラミネートフィルム75ミクロンブログメイン画像

ラミネートフィルムといえば【100μ】というイメージですが、欧米では【75μ】厚のラミネートフィルムが主流なのをご存知でしょうか?
コスト削減ができて、エコなラミネートフィルムをご紹介いたします。

ラミネートフィルム75μとは?

ラミネートフィルム100μより、プラスチックを11%減少させることで開発された、新しい厚みのラミネートフィルムです。 プラスチック減により原料コストも削減され、かつ現代社会に必要な環境にも配慮された商品です。

コスト削減×環境配慮

ラミネートフィルム75μの特徴

安い

消耗品でもあるラミネートフィルムは、少しでもコストを削減したいところです。
100μに比べて原料コストを抑えている事で、1枚あたりの単価が安価でお求めやすくなっています。
75μへの切り替えでコスト削減が実現できます。
特徴①安い

早い

75μは他の厚みに比べて、軽くて薄いので、ラミネート加工作業時間を短縮できます。※1
また、A4サイズは長辺シールタイプもあるので、A3サイズ対応のラミネーターがあれば、長辺からセットすることで、いつもより加工スピードが短縮できます。
※1 スピードの調整が可能なラミネーターに限ります。
特徴②早い

エコ

プラスチック量を11%削減したことで、100μより環境に配慮されているのがラミネートフィルム75μです。
脱プラの時代に少しでも企業の環境配慮の取り組みに対してお力添えができます。※2
※2 100μラミネートフィルムと比べた場合の削減量
特徴③エコ

機能

厚みは変わっても、他の厚みと同等の耐水性能と、強度があります。
メニューやPOP、掲示物の保護には問題なくご利用いただけます。
特徴④機能

便利

通常より厚みが薄くなったことで、ラミネートフィルムの折り加工が簡単になりました。
気軽に見開きのメニューなどの折り加工をご自身ですることができます。
特徴⑤便利

75μと100μの比較

コストで比較

プラスチックを減少させるなどし製造コストを抑えたことで、各サイズ1枚あたりの単価は100μよりお得になります!
コストで比較
ラミネートフィルム A4サイズ
(75ミクロン)100枚
780円(税込)~
ラミネートフィルム A4サイズ
(100ミクロン)100枚
858円(税込)~

性能面で比較

定番の100μと比較すると、75μは少し柔らかくコシが弱い印象がありますが、壁などに掲示したり、テーブルに置いておくようなメニュー、または手持ちのカードやプライスカード等は気にならずご利用いただけます。

加工後も自立しにくいので、小さいメニュースタンド等へ設置する場合は、75μではなくより厚手の150μのラミネートフィルムなどがおすすめです。

性能面で比較

安心のラインナップ

サイズラインナップは定番の4種類のサイズ、A3、A4、B4、B5です。 A4サイズは長辺シールタイプもあり、A3対応ラミネーターがあればご利用いただけます。

A4サイズ 短編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンA4サイズ短編綴じ
A4サイズ 長編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンA4サイズ長編綴じ
A4サイズ 短編綴じ
ラミネートフィルム75ミクロンB5サイズ
長辺シールタイプがおすすめ

おわりに

いかがでしたでしょうか?
普段の販促活動には欠かせないラミネートフィルムですが、商品を切り替えることでコストを削減することができます。
ぜひご参考くださいませ。

【SDGs対応】環境問題に配慮した新素材で、インクジェットメディアも環境にやさしく
2021/07/30 00:00

SDGsへの関心が高まる中で、広告や販促物についても、使用後の環境配慮が求められています。そんな中、ニチエから環境に配慮した新製品が発売され話題になっています。
今回は、使い捨てられていた広告・販促資材をリサイクル・再資源化する取り組みをご紹介します。

インクジェットメディアのリサイクルについて

インクジェットメディアのリサイクルについて

タペストリー用エコファブリック(NIJ-RF200P)

使用済みペットボトルを100%使用しているタペストリー用の防炎クロスは、使用済みPETボトルのリサイクルにより、廃棄物の低減やマイクロプラスチックゴミによる海洋汚染の低減に繋がります。 使用後も、回収し「RPF」固形燃料へと生まれ変わらせるサーマルリサイクルを行っています。感染のリスクを軽減するアイテムです。

特徴・用途

・使用済みペットボトルを100%原料として使用
・通常の防炎クロスと比較しても同等以上の高発色
・従来のエコ製品と比較しても安価
・タペストリーやバナースタンド

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ECOダンボールパネル(NDボードII)

店舗内で使用されるポスターやPOPなどの下地材はポリスチレン製のパネルが多かったが、ダンボール素材にすることでプラスチックゴミの削減に貢献します。
使用後も、回収し「RPF」固形燃料へと生まれ変わらせるサーマルリサイクルを行っています。

特徴・用途

・使用済み飲料パックなどの古紙を100%原料として使用
・芯材が白く、意匠性が高い
・UVダイレクトプリント可能
・トップボード、POP、案内サイン什器、陳列棚等

sdgs

使用後も生まれ変わる広告・販促物

固形燃料化で再活用

使用後のインクジェットメディアやダンボールパネルを回収し、RPFという固形燃料に成形することで、再資源化。
「サーマルリサイクル」の取り組みにより、環境負荷低減に繋がります。


・埋め立てゴミの低減
・廃プラスチックの循環
・温室効果ガスの排出低減
・エネルギーの有効活用

sdgs

RPF固形燃料の特徴とメリット

「RPF」とは、Refuse Paper&Plastic Fuelの略称です。
古紙及び廃プラスチック類を主原料とした固形燃料のことを指します。
RPFは、含水量が低いが発火の危険性は低く、貯蔵特性に優れており、熱量の調整も容易という利点があり、石炭やコークス等、化石燃料の代替として製紙会社・鉄鋼会社・石灰会社など多くの産業で有効活用されています。今後の安定供給のためにも必要なリサイクルであると考えられています。

RPF利用のメリット

①環境にやさしい
②品質が安定
③熱量のコントロールが可能
④高カロリー
⑤ハンドリング性が良い
⑥ボイラー等焼却炉における排ガス対策が容易
⑦他燃料と比較して低価格

sdgs

まとめ

SDGsへの意識が高まり続ける中、社会課題・環境問題への配慮はさらに重要視されていくと思われます。
資源を有効活用し、環境への不可を低減する製品を使用することで、企業ブランド力の向上やステークホルダーとの関係性向上が期待できるのではないでしょうか。

SDGs
コスト削減・楽々施工の「ノンアルミ複合板・ FJTパネルボードメディア」
2021/06/24 14:22

普段からアルミ複合板やスチレンボードを使用されている方や、短納期でスムーズに施工まで完了できる看板素材を探されている方にオススメです。

この記事はこんな方にオススメ

  1. 普段からアルミ複合板やスチレンボードを使用されている
  2. 短納期でスムーズに施工まで完了できる看板素材を探している
  3. 看板製作のコストダウンと時間短縮したい
  4. SDGsを念頭に置いた、エコな素材を探している

話題のノンアルミ複合板「FJTパネルボードメディア」とは?

アルミ複合板や、スチレンボードの代替品として選ばれている「ノンアルミ複合板 FJTパネルボードメディア」。アルミ複合板と同等の耐久性を持ちながらも、PET合成材のため本体が軽く、搬入や施工が各段に楽に行えます。
以下は、従来のアルミ複合板と「ノンアルミ複合板 FJTパネルボードメディア」で看板を5枚制作した場合の比較です。

FJTパネルボードメディア7つのメリット

制作コストダウンと作業時間短縮

看板製作の場合3~5割のコストダウンと時間短縮が期待できます。1枚あたりの製作単価もそうですが、施工費や配送費など大きなコスト削減が見込まれます。

パネルボードメディアのコスト比較

物流のコストダウン・時間短縮

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

送料

×
載積効率が悪く、送料も高くなる


小さく丸めて運ぶので、安価で済む

持ち運び

×
大人4~5人で運搬


大人1~2人で運搬

施工のコストダウン・時間短縮

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

施工時間

×
数日~数カ月かかる。


数分で可能!

施工コスト

×
職人の手配が必要。また、曲面への取り付けは、鉄板の曲げ加工が必要になり、さらにコストアップの可能性も・・


店舗スタッフにて、両面テープ貼り付けで施工完了!

撤去処分の容易さ

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

廃棄物の量

×
アルミ複合板に塩化ビニール樹脂シートを貼り付ける手法の場合、撤去後の廃棄物の量が多くなります。


小さく折りたたんで廃棄可能

廃棄コスト

×
量が多い分、コストもかかります。


撤去も簡単にでき、コンパクトに廃棄可能

事故や二次災害のリスクを大幅に軽減

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

落下事故

×
破損や落下した場合、重量があるため、大きな怪我や事故につながりやすい。


素材が軽いので、万が一の落下時にも怪我や事故に繋がりにくい。

火災の場合

-


可塑剤フリー、火災の場合も有毒ガスを発しません。

美しい仕上がり

ノンアルミ複合板は、アルミ複合板と比べても遜色のない仕上がりです。遮光性があるため、既存のサインの上から貼っても下地の柄が透けないため、キレイな仕上がりになります。 既存のサインを目隠しをしたい場合などにも便利です。薄い素材のため、平滑性はなく若干丸みを帯びるため、立てかけではなく貼り付けに適しています。

また、素材に直接印刷ができるため、最長30mまで一気に印刷可能です。駅構内やイベント会場などの長尺なサインでも継ぎ目のない、美しくインパクトのある訴求ができます。
長尺サインも美しい仕上がり

強度・耐候性もアルミ複合板と差異なし

厚さ約0.5ミリにも関わらず、強度はアルミ複合板と変わりがありません。また、専用ラミを使用した場合、屋外でも約5年間の耐候性を有してます。
高い強度

地球にやさしいエコな素材

廃プラ対策の一環としてアルミからノンアルミへ

一般的なサイン看板資材に多く使われている塩ビは適切なリサイクルが難しいと言われていますが、ノンアルミ複合板FJTパネルボードメディアは、塩素を含まないPET複合材である為、サーマルリサイクルが可能です。RPFの原料として再利用されることも想定しているため、資源の有効活用・地球環境の保全にも貢献できます。
プラスチックスマート

製作時・施工後のゴミを削減できます

撤去時のゴミの量が他の資材と比べ大幅に削減できます。また、メディアの剥離紙やアルミ複合板の端材やマスキングなど、製作時の廃棄物も大幅に削減できます。
ごみの削減

配送時のCO2の削減へ

小さく丸めて運べるため、一度に大量のサインを車にのせて効率よく運べるので、CO2の削減にも繋がります。以上の理由から、複数のSDGsの目標へ貢献いたします。
配送時Co2

ノンアルミ複合板、アルミ複合板、スチレンボードを比較

素材が柔らかく若干丸みがあるため、立てかけてサインを飾る場合はアルミ複合板の方が平滑性がありオススメですが、円柱や貼り付けを行う際はノンアルミ複合板のほうがコスト・手間・安全性・環境配慮においてメリットが多いです。

  ノンアルミ複合板 アルミ複合板 スチレンボード
安全性

平滑性

加工性

施工方法

意匠性

屋外使用

◎※

×

軽量性

材料コスト

トータルコスト(材・工)

出力(溶剤・Latex・UV)

出力(水性)

×

在庫所有面積

×

×

物流コスト

×

×

破損リスク

×

×

※屋内・短期野外以外での使用の場合は、奨励塩ビラミネート・屋外用 PET ラミネートもしくは長期塩ビラミネートをご使用ください。

印刷方法・施工方法

パネルボードメディアの印刷方法

水性、溶剤、Latex、UVプリンターに適応しています。プリンターにセットし、直接印刷が可能です。基本的に片面印刷のみ対応しておりますが、UVプリンターであれば両面印刷も可能です。

パネルボードメディアと通常サインの施工方法の違い

パネルボードメディア施工方法の違い

通常サインの場合・・・アルミ複合板とプリントされたインクジェットメディアをラミネートで吸着させ、ビス止めや強力な両面テープで壁に取り付けます。
FJTパネルボードの場合・・・取り付けるのはFJTパネルボードの一層のみ。素材が軽いので、両面テープのみでも安心です。

両面テープのみの施工で大丈夫??

素材が軽いため、両面テープのみで掲載可能です。屋外で使用する場合や、両面テープだけでは台風のときに不安、という方は今まで通りの施工方法でも対応しておりますが、専門的な知識も必要なく施工が可能です。

対応している施工方法
  • 両面テープ
  • ビス止め
  • シリコン
  • マグネットバー
  • ベルクロ
  • ハトメ加工
  • 円柱の場合は穴あけ・ゴムバンドで取り付け

導入事例

駅構内の案内サインや、円柱広告、曲面サイン、商業施設のサインディスプレイなど、アルミ複合板やスチレンボードの代替品として、屋外問わず幅広く活用されています。

【業種】小売業
【施工】窓の内側から両面テープ止め

【業種】小売業
【施工】四隅を両面テープで止め

【業種】立体駐車場管理会社
【施工】両面テープ貼り+コーキングボンドを使用

【業種】飲食業
【施工】屋外看板にてキャンペーンを訴求