【トップボードの作り方】初心者でも上手くいく!作成のポイント
2022/08/26 00:00
糊の種類メイン画像

トップボードは商品のPRや売上増加の為に重要な販促ツールですが、「より顧客の目を引くには?」「トップボードの作り方は?」「トップボード作りのコツは?」など、疑問をお持ちの方も多いかと思います。
そこで、本記事では、トップボードの作り方・コツをまとめてご紹介いたします。

トップボードとは?

トップボードとは、スーパーやドラッグストアなどの小売店で、陳列棚の両端部分(エンド部分)の上部に設置されることが多い販促ツールです。陳列棚の上(トップ)に設置される板状のポップ(ボード)なので「トップボード」と呼ばれています。
陳列している商品をアピールし、店舗を訪れた買い物客の目にとまりやすくする目的で設置されます。
トップボードのイメージ画像

トップボードの種類

トップボードに使用される主な素材やサイズは以下の通りです。

サイズ ・30cm~90cm
・30cm~120cm
・45cm~120cm
素材 ・スチレンボード
・ダンボール
・厚紙

トップボードのサイズ

トップボードは、小売店の陳列棚のエンド部分の幅に合わせて作られることが一般的です。そのため横に長い形状が多いです。
トップボードを作成する際は、設置する棚のサイズを確認しましょう。

トップボードの素材

スチレンボード製のパネルで作成されることが多いですが、段ボールや厚紙で作成される事もあります。

素材ごとのメリット・デメリット

素材 メリット デメリット
スチレンボード ・軽くて丈夫、扱いやすい
・湿気に強いタイプもある
・仕上がりが美しい
・廃棄時に分別が必要
段ボール ・軽くて扱いやすい
・廃棄が楽
・環境にやさしい
・湿気に弱い ・断面の見栄えが悪い
厚紙 - ・湿気に弱い
・スチレンに比べて厚みが無く自立しないので、設置場所を選ぶ

トップボードを作る際に気を付けたい3つのポイント

トップボードを作る際に気を付けるポイントを下記にまとめました。

1.設置場所の環境を配慮する

設置場所によっては、販促トップボードが早く劣化してしまうことがあります。
空調の影響を受けたり、湿気の多い場所ではトップボードが反ったり、曲がったりすることがあります。
トップボードを長持ちさせるには、湿気や空調の影響を最小限にできる設置場所を選んだり、湿気に強いスチレンボード・用紙を選択するなど、使用する素材に配慮する事が大切です。
トップボード作成で気を付ける点①イメージ画像

2.安全に配慮する

販促トップボードは来店客が接触する可能性を考えて、安全を最優先にする必要があります。
落下や倒れたトップボードにあたって怪我をする事がないよう、ボードクリップを使用したり、しっかり接着するなど対策を行いましょう。
トップボード作成で気を付ける点②イメージ画像

3.わかりやすいビジュアルにする

トップボードは、遠くにいる来店客へアピールする役割もあるため、細かい文字やデザインより、大きくはっきりとした分かりやすいデザインにする方が望ましいです。

トップボードの作り方

1.作成するサイズ・設置場所を確認し、POPデザインを作成する

POPのデザイン作成に入る前に、サイズや設置場所の確認が必要です。
設置する場所や商品の陳列状況によっては、「置く場所によってはお客様からボードが見えない」「ボードが倒れてしまう」といった問題が起こる可能性があります。

以下のポイントを抑えつつ、デザインを作成します。


  1. トップボードを設置する商品棚のサイズを確認しましょう。
  2. ボードが倒れたり落ちてお客様やスタッフが怪我をする可能性は無いか?設置場所は適切かの確認をしましょう。
  3. 作成するPOPはお客様から見やすいか確認しましょう。

さらに、什器やポスターといった販促物と一緒に設置する場合は、組み合わせる販促物とデザインのテイストを合わせると、統一感が出て商品のアピールを強められます。

2.貼り付けたいPOPを印刷する

スチレンボードに貼り付けるPOPを印刷します。

3.スチレンボードに貼り付ける

スチレンボードに印刷した紙を貼り付けます。
スチレンボードへのきれいな貼り付け方はこちらで紹介しています。

トップボード作成に必要な道具、素材はこちらから

スチレンボード

スチレンボード画像

スチレンカッター

スチレンカッター画像

ロール紙

ロール紙画像

おわりに

いかがでしたでしょうか?来店客を惹きつける販促トップボードを作成して、売上アップを目指しましょう!

水に強く衛生的!耐水紙はPOP・メニュー表作成におすすめ|飲食・小売業必見です
2022/08/24 00:00
耐水紙はPOP・メニュー表におすすめブログメイン画像

耐水紙は「ラミネート不要で水に強く、濡れても破れにくい」といった特徴がありますが、抗菌・抗ウイルスの加工がされた耐水紙や、印刷後カットが不要なミシン目入りの耐水紙などさらに種類が展開されています。
そこで今回は、『抗菌・抗ウイルス加工された耐水紙』と『ミシン目入りの耐水紙』の特長やおすすめの活用事例をご紹介します!

耐水紙の種類と特徴

耐水紙は、主に3つの特徴があります。

①水や湿気に強く
破れにくい
水に強く破れにくい
②ラミネート不要のため
コスト削減に貢献
ラミネート不要のためコスト削減に貢献
③オフィスにあるレーザープリンター
で印刷可能
オフィスにあるレーザープリンターで印刷可能


上記に加え、抗菌・抗ウイルス性能を持つタイプや、手で切り離し可能なミシン目入りタイプなど、さらに利便性の高い耐水紙が登場しています。
以下より、それぞれの特徴をご紹介します。

抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙

銀イオンの技術を応用し、バクテリア、ウイルス、真菌、カビなどの有害な微生物が表面に定着するのを防ぐ、業界初の抗菌・抗ウイルスの特殊コーティングを施した耐水紙です。
飲食店や店舗など、不特定多数の人が触れるメニュー表やPOP等、あらゆる印刷物や掲示物の衛生対策を行いながら、同時にスタッフの方々のアルコール消毒作業の軽減にも貢献します。
抗ウイルス・抗菌のイメージ画像


また、抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙もフルプラスチック素材のため、廃棄の際に分別する必要がなく、全てプラスチック資源として改修・処理することが可能です。

ミシン目入りタイプの耐水紙

素手で簡単に切り離しできるミシン目入りの耐水紙は、ラミネート加工と比べ、POPやプライスカードを作成する際に大幅な作業コストと制作時間の削減に貢献します。
通常より細かいマイクロミシン目加工のため、紙詰まりしにくいことも特徴です。
こちらのミシン目入り耐水紙もフルペット素材のため、素材の劣化や浸水の心配がありません。
また、マット調のため、乱反射が少なく視認性も抜群です。
ミシン目入り耐水紙イメージ画像


※ミシン目入りタイプは抗菌・抗ウイルスの特殊コーティングはございませんのでご注意ください。

耐水紙のおすすめ活用法

抗菌・抗ウイルスタイプの耐水紙

活用事例1:メニュー表

メニュー表

不特定多数の人が触れるメニュー表。売上に直結する、お客様から最も注目される場所だからこその安心を。アルコール清掃も可能で清潔できれいな状態を保ちます。
活用事例2:食品売り場のPOP

食品売り場のPOP

パッケージされた商品ではなく、量り売りで販売している食品売り場のPOPは特に衛生面に気を付けたいところ。安心・安全な食をお客様にお届けでき、企業としてのブランディング効果にも繋がります。

ミシン目入りタイプの耐水紙

活用事例1:店頭POP・プライスカード

店頭POP・プライスカード

屋外、冷ケースまわり、生鮮食品売り場など、耐水性や耐久性が求められる場所に掲示するPOPに最適です。ラミネート加工が不要なため、業務効率化にもつながります。
活用事例2:診察券

診察券

お財布に入れてもヨレない、破れない。長く使うものだからこその耐久性と衛生対策。書き込みも出来るので次回の来院日を記載することも可能です。

本ブログでご紹介した耐水紙一覧

糊付きロール紙を選ぶときのポイントをご紹介!
2022/08/09 00:00
糊の種類メイン画像

糊付きロール紙を選ぶときに、糊の種類が多くて迷ってしまう。ということはありませんか?
糊の色や特長によって得られる効果が違いますので、一緒に学んでいきましょう!

そもそも糊付きロール紙ってなに?

ポスター用紙には大きく「糊なし」と「糊付き」の2種類があります。
糊なし用紙はコストが比較的抑えめで、ポスターパネルに入れて設置をしたり、画びょうなどで壁面へ掲示するなど、+アルファで部材が必要になることが多く1つ工夫が必要です。
今回ご紹介する糊付きロール紙は、少し価格は高くなりますが、裏面がシール状になっているので、そのまま壁に貼り付けたり、スチレンボードなどにそのまま貼ることでパネル作成ができます。
また、用紙と糊の素材によっては窓ガラスなどに施工ができるので装飾の幅が広がります。

糊の種類と特長

当店でも糊付きロール紙にはたくさんの種類があります。
簡単にそれぞれの特長をみていきましょう。

まずは糊の色から…

グレー糊/シルバー糊

剥離紙を剥がした裏面がグレー色=灰色の糊のことをいいます。 糊付きロール紙はこのタイプの種類を見かけることが多いです。 糊自体が灰色のため、施工場所に模様や文字、色があっても、下地の影響が少なく、印刷物の邪魔をしません。

グレー糊/シルバー糊

透明糊

その名の通り、裏面が透明な糊になっています。 糊自体に色が無いので、下地の影響を受けますが、ガラス面など糊の色を見せたくないときには便利です。 ウインドウ装飾などポスターの裏面が見えてしまう場所で使われる事が多いです。 用紙自体が透明なPETタイプの場合、同じく透明糊が使われています。

透明糊
次は糊の特性について…

強粘着糊

一般的に使われることが多い、強力タイプの粘着剤です。一度貼ってしまうと貼り剥がしが難しいです。 そのため、トップボードやパネル貼りなど、剥がれては困る店内装飾のPOPに使われる事が多いです。

強粘着糊

再剥離糊

用紙を貼り付けた後、糊残りが無く、きれいに剥がせる粘着剤の事をいいます。 一時的に貼りつける場合や、後で剥がす必要がある場合などにはおすすめです。 壁面への短期ポスターなどに使われることが多いです。 強粘着と比べてきれいに剥がせますが、100%糊残りしないことを保証するタイプではないのでご注意ください。

再剥離糊

マトリクス糊

日榮新化が開発した粘着剤です。特殊粘着加工(マトリクス加工)により粘着剤面に無数の小凸部を形成させており、その縦横に走る極細の溝からエアーや断面図ガスが抜ける構造になっています。 粘着性もありながらエア抜けにもすぐれた糊剤です。屋外のステッカーなどに使われることが多いです。

PR糊(吸着糊)

PRとは「Perfect Removable(完全再剥離)」の略です。 その名の通り、長期掲示後に剥がしても一切糊が残りません。 スマホの画面保護シールのように静電気で吸着するタイプのため、凹凸のある下地への施工はできない場合があります。 素材に全く糊が残らないことから、ガラス面への装飾や商品に直接貼り付けるプライスカードなどに人気です。

PR糊(吸着糊)

PRドット糊

基本構造はPR糊と同じで、粘着剤面に無数の凹凸を形成しており、その隙間からエアーが抜けるので気泡も解消しやすく、施工性の高い製品です。 平滑な面に対しては最も簡単に施工できる製品です。 従来職人さんに施工をしてもらっていた床シートや窓ガラスの装飾も、店舗のスタッフの方で簡単に施工していただけます。

PRドット糊

糊付きロール紙の活用事例

最後に、糊付きロール紙を活用した事例をご紹介します。

  • 活用事例1
    透明PRドット糊

    見用紙も糊も透明なので、ガラス面に違和感なく施工ができ、華やかなウインドウ装飾が作り出せます。

    透明PR(再剥離)ドット糊事例
  • 活用事例2
    吸着クロス

    糊がほぼ残らないので、商品にそのまま貼り付けられます。プライスカードや販促POPにおすすめです。

    吸着クロス事例
  • 活用事例3
    合成紙グレー糊

    強粘着なので、紙が剥がれてしまっては困るようなPOP製作におすすめです。店内装飾のパネル貼りやトップボードなどに使われることが多いです。

    合成紙グレー糊事例

糊付きロール紙おすすめ商品一覧