ポスターもラミネート加工できる「ロールフィルム」のご紹介
2021/09/27 00:00

皆さん、屋外にポスターを掲示するとき、用紙のまま掲示していますか? 雨が降ってしまったら、その都度ポスターを入れ替えていませんか?
実は制作現場でよくされているラミネートフィルムにはA3やA4サイズだけではなく、A1サイズなど大きなポスターサイズまで加工ができる「ロールフィルム」という製品があります。
今回は、A1サイズのポスターも楽々ラミネート加工できるロールフィルムについてご紹介します。


販促物の内製化

ポスターサイズも加工できる「ロールフィルム」とは?

上下にセットされたフィルムの間に紙を挿入し、2枚のフィルムの合わさったベルト状のラミネートフィルムの間に、サンドイッチされた状態で連なって出てきて、それを後からフチを少し残してカットして仕上げます。これをロール式ラミネートといいます。
それに使用するフィルムをロールフィルムといいます。

「ロールフィルム」とは?

ポスターのラミネート加工だけでない!ロールフィルムの特徴

ロールフィルムは、ポスターなど大きいサイズのラミネート加工ができるだけではなく、他にも様々な特徴があります。
例えば、連続加工ができるため、1枚1枚ラミネートを挟むより断然加工スピードが早く、手間の削減、作業効率の向上にも繋がります。 他に、A4サイズやA3サイズを加工する通常のラミネーターではできない、長尺のラミネート加工も可能になります。 長尺の加工ができることによりトップボードサイズの耐水POPも作成できるようになります。

ロールフィルムの種類・選び方

ロールフィルムには厚み、サイズが複数あります。
ロールフィルムを選ぶ際はサイズだけではなく厚みも選ぶ基準にすることをおすすめします。

厚さ38μ

38μは薄くても水分からポスターを守れれば大丈夫、厚みを求めないという場合におすすめです。 メリットとしては価格が安く、巻数が多い(200m巻~)ため交換の頻度が少なく済みます。 デメリットとしては薄いので、厚みを求める場合には向いていません。

厚さ38μロールフィルム

厚さ100μ

100μは水分からポスター守りたい且つ、ラミネートに厚みを求める場合におすすめです。 メリットは厚みがあるため、掲示した際にしっかりとします。 デメリットとしては38μと比較すると若干コストが上がるということと、ほとんどの製品が100m巻のため交換頻度が多くなります。

厚さ100μロールフィルム

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これから屋外にポスターを掲示する際、ロールフィルムを使用すれば雨から守ることができ、いちいちポスターを張り替える手間がなくなります。
また、ポスター以外にも簡単に加工できるスチレンボードで、気軽に看板のような目を引くPOPや大きなサイズのものも簡単に作成できます。ご使用の用途に合わせ最適なものをお選びください。 他にも商品についてまとめているページがありますので、ぜひのぞいてみてください♪

おすすめ商品一覧

意外と使える!バックライトフィルムの使い方
2021/09/17 00:00

バックライトフィルムは、暗所でもきれいに見えるので広告・宣伝効果をより高めることができます。
高耐久で高品質、低コストと、今注目を集めている販促資材「バックライトフィルム」の使い方をご紹介します。


販促物の内製化

バックライトフィルムとは?

通常の紙とは違い、少し白く濁ったプラスチックのようなロール紙です。
このメディアは、後ろから蛍光灯などの光を通すことにより、印刷した物を綺麗に見せることができる構造になっています。

バックライトフィルムとは

乳白ではなく、透明にした方が一見キレイに見えそうですが、メディアを白く濁らせた方が後ろからくる光を受け止めるのでよりキレイに見せることができます。そのため、よく「電飾フィルム」、「乳白PET」、「コルトンフィルム」等と呼ばれることもあります。

バックライトフィルムの特長について

① 暗所でもきれいに見える

一番の特徴は、何といっても暗い場所でもきれいに見せることが最大の特徴となります。
蛍光灯などの光があれば、日光が入らないような室内や、夜間などの暗い場所で使うことができ、同時に目立たせることができるので通常のポスターより多くの人の目に留まらせることができます。

sdgs
② 高耐久で高品質

このメディアはPETやPVC(塩ビ)などの材質を使われており、通常の紙などに比べて耐久性があります。また、カールしにくく、シワなども入りにくいのも特徴となっており、使い勝手がとてもいいです。 また、色褪せしにくいところも、長期で使う際には利点となっています。
バックライトフィルムは通常の紙と違う材質を使っているため、黒や青などの濃い単色をベタで印刷をすると白いドット状のピンホールなどができることがあります。
しかし、弊社にのバックライトフィルムは、上記のような厳しい印刷にも耐えることができ、 色味も豊かに出すことができるので大手印刷会社でもご採用頂いております。

高耐久で高品質

③ 低コスト

外注でバックライトフィルムの印刷をすると、おおよそA1サイズで約4,000~5,000円/枚ぐらいが相場となっています。
ですが、内製で印刷をした場合、A1サイズだと約400~500円ほどで印刷することができます。
サイズや購入先によって変動はありますが、特殊メディアの中でもコストを大幅に抑えることができるので、ぜひ内製での印刷をご検討ください。

低コスト

バックライトフィルムの主な使い方

バックライトフィルムをよく使われるお客様の業界としては、

  • アミューズメント
  • 飲食
  • ホテル
  • 商業施設

上記のお客様からのご注文が多いです。
基本的にはお店の入り口などに屋外ポスター・メニュー表として使われることが多いですが、 それ以外にもフードコートの店内メニュー表や、映画館の告知ポスターなどの屋内にも使われています。

その他、よく目にする場所でバックライトフィルムが使われているのが、駅の中にある広告物などです。 最近ではメーカー様や不動産会社様なども駅ナカの広告物に自社製品をPRするために、バックライトフィルムなどを使って告知されるケースも増えてきています。

駅ナカ広告

バックライトフィルムとあわせて使うと便利なもの

やはり光を必要とするメディアなので、LED電球を入れたポスターパネルなどと組み合わせると相性がいいです。
もちろん従来通りの店内入り口に置く用途でも使っていただけますが、展示会や室内イベント時などにLEDポスターパネルを使って告知することもオススメです。
持ち出しができればどこでも使えることができますし、展示会や室内イベントでそのような使い方をしている方もそこまで多くないので、新しい使い方としては効果的ではないかと考えております。

高耐久で高品質


LEDポスターパネルを使えば、いつでもどこでも簡単に、広告物を見せることができます!

LEDバックライトパネル

まだ特定の業種でしか使われていなので、是非注目される販促をこの機会に試してみませんか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
「バックライトフィルム」という言葉はあまり聞きなれないものの、身近でたくさん使われているメディアですし、実際に使えそうなシーンなども多くあったのではないでしょうか。 特に難しい印刷設定などなく、ご購入されてからすぐに使っていただけるメディアなので、是非導入を検討してみて下さい!

初心者でも上手くいく!スチレンボードでのPOP制作方法をご紹介
2021/08/27 00:00
スチレンボード用途

店舗のPOP、インテリアなどで使用されるスチレンボード。少ない材料ででき、簡単に作成できることから、様々な用途で使用ができます。 しかし作成にあたり、こんなお悩みはありませんか?

  • スチレンボードを使用し様々な自作POPを作りたいが、具体的な活用のアイディアが浮かばない…
  • POP作成でパネル、トップボードを作成してみたいが、作り方が分からない…
  • スチレンボードのカットの際まっすぐ切れず、時間もかかり大変…

今回は、そんなスチレンボードを使ったPOP制作にまつわるお悩みを解決する方法をご紹介いたします!

基本のパネル(トップボード)の作り方

準備するもの

  • のり付きスチレンボード
  • 貼り付けたい紙
  • スキージー(ヘラ)
  • カッター
  • 定規

POP制作の流れは下記の通りです。失敗しがちなスチレンボードへの貼り付けは、動画を参考にしてみてください。

  1. 貼り付けたい紙をプリンターで印刷する。
  2. スチレンボードを紙より少し大きめにカットをする。
  3. スチレンボードの端から5センチ程の所に、カッターで軽く切り込みを入れ、裏紙のみをカットする。
  4. カットした裏紙を剥がし、貼り付ける紙(ポスター)をのせて、貼り付ける位置を決定する。
  5. 紙を貼り付ける。
  6. [3]でカットした部分のスチレンの裏紙を剥がし、剥がした箇所の上からスキージー(ヘラ)で押さえて位置を固定し、残りの部分の裏紙をめくりながら、スキージーで少しずつ貼りつける。
  7. 紙のサイズに合わせ余分なスチレンボードをカットする。

動画で貼り付け方のコツをみる

スチレンボードのカットが上手くいかない方へ

スチレンボードをカットする際は、カッター等を使い、定規と合わせて切ることが多いと思いますが、手を切ってしまう、なかなかまっすぐ切れないなどの課題があります。
そんな課題を解決するために、カッター機械がおすすめです。
機械にセットし簡単に裁断ができるので、一つ一つカッターで切る手間の削減や、カッターで手を切ってしまうなどの危険を減らすことができます。
スチレンボードでのPOP作成を、毎日の業務として行われている方にとっては、安全にカットし、上手に切ることができ、カット時間の短縮にもつながるのでとても便利なグッズになっています。


スチレンカッターTG-P1000
スチレンカッターTG-P1000
A1サイズ対応のスチレンボードカッター。最大裁断ボードは7mm厚まで!セットするだけで簡単に裁断ができます。(手動、小型)
Kongsberg X
多用途に対応した自動大型カッティングマシン。スチレンボードのカットはもちろん、段ボール、紙器、ソリッドボード、発泡材、ニスブランケット、木材、多数の種類のプラスチック材もカットできます。

スチレンボードの貼りつけが上手くいかない方へ

スチレンボードの貼りつけをする際に、なかなかまっすぐ貼れない、空気が入ってしまう、時間がかかり大変などの課題があります。
そんな課題を解決するために、貼りつけ専用の機械がおすすめです。
機械にセットし簡単に貼りつけができるので、貼り付け作業の手間や、上手く貼れないなどの問題がなくなります。
貼りつけの失敗がなくなることにより、スチレンボードを無駄にすることがなくなり、コスト削減にも繋がります。

FB1325E
シンプルな設計でコストパフォーマンスに優れたスタンダードアプリケーター。ラミネーターメーカーの技術力と経験値を融合させたことにより、加工が非常に簡単で、貼り作業の効率化が可能になりました!
FB1325E

パネル作成に必要な道具・素材はこちらから

スチレンボード
スチレンボード
スチレンカッター
スチレンカッター
ポスターロール紙
ポスターロール紙

スチレンボードの活用例

スチレンボード、ハレパネ、発砲パネル、パネルなどと呼ばれるボードですが、店内用POP以外にも、様々な使用用途があることを知っていますか?今回は店内用POPを含めた様々な活用事例を紹介していきます。

値札

小売店等の商品の値札として使用が可能です。分厚い素材でしっかりとした見た目になるので、目立たせたい商品の値札などに活用ができます。
値札

季節商品のPRパネル

商品のPRをするパネルとしても活用ができます。ポスターだと物足りない、立体感のあるPOPを作成したいなどの希望があれば、スチレンボードがぴったりです。
季節商品のPRパネル

天井から吊るすPOP

スチレンボードは分厚い素材ですが、とても軽いので天井から吊るすことができます。ショッピングセンターなど、広いフロアの装飾にも活かすことができます。
天井から吊るすPOP

展示作品の説明書き

美術館・博物館の案内板や、作品の説明書きにも、スチレンボードが使用できます。立体感を出せるので読みやすくなります。
展示作品の説明書き

オリジナル什器

スチレンボードを使用しオリジナルの什器を作ることもできます。床に置く背の高い什器、机上に置く小型の什器など、様々なサイズ、形で簡単に作成することができます。
オリジナル什器

フォトスポット

SNSでの発信、PRが大事になっている現在、SNS映えする商品、スポットを作ることはとても重要となっています。そこでスチレンボードを使用しSNS映えするフォトスポットを作ることができます。
フォトスポット
フォトスポットの参考例
  1. 等身大パネル・・芸能人、キャラクター、お店のおすすめ商品、顔だしパネル等を大きなパネルにして飾ることで、パネルと写真を撮りたいという声がSNS上で広がり集客効果を期待できます。
  2. 屋内用のオブジェ・・スチレンボードでパーツを作りそれを組み立てて、屋内用のオブジェも作成ができます。子どもが入れる建物の形のフォトブースなど、人が集まるような空間を作り出すことで話題を呼び注目を集めることができます。

ウェルカムボード

結婚式、パーティーなどで使用するウェルカムボードもスチレンボードで作ることができます。スチレンボードはカッターナイフ、ヒートカッターなど手軽に手に入る道具でカットが可能なので、一般の方でも作成ができます。
ウェルカムボード

写真パネル

スチレンボードに印刷した写真を貼りつけインテリアとして活用することも可能です。壁に飾ったり、スタンドに立てたりして飾ることができます。好きな写真をパネルにし、部屋の装飾をしたり、プレゼントとして渡したりと、思い出として残すことができます。
写真パネル

建築模型用途

建築模型の材料としてもスチレンボードを使用することが可能です。軽くカットがしやすいので模型の作成に向いております。単品見ると弱く見えますが、接着して組み上げるとある程度強度を出すことができます。
建築模型用途


外注している販促物を内製化して、 納期短縮+コスト削減しませんか?
2021/08/25 00:00

販促施策に欠かせない、ポスターやチラシなどの販促物。お客様への情報はタイムリーに提供したいが、小ロットの印刷を外部に頼めば、時間もコストもかさんでしまうし、 外注したものの、修正が入ったり、思ったより使用せず在庫の山が・・と課題を感じていませんか?
今回は、そういった販促物制作のお悩みを解決する『内製化』のメリットや方法をご紹介します。


販促物の内製化

外注から内製化に切り替えるメリットとは?

内製化のメリット

① 販促物の製作コストが下がる
外注の20分の1ぐらいの価格で作成できます。多種多様な販促物を小ロットで外注すると、データごとの入稿作業など作業時間もコストもかさみます。内製化する体制を整えれば、そのような手間やコストを削減できます。

② 納期が急ぎの販促ツールでも作成できる
外注に出すと印刷から納品まで最低2日ほど見込まないといけないので、急ぎの印刷の納期などが間に合わなくなることがあります。内製できれば、突発的な作成にも対応可能である為、スピーディな販促活動が可能です。

③ 小ロット作成ができる
1枚のみ外注に出すと、製作費が高くなりがちですが、内製化すると1枚から製作できます。

実際に販促物を内製化をするとどれぐらいの費用感で作成できるのか?

製作物の費用感

  A1ポスター1枚当たりの費用感 看板作成の㎡の費用感

内製

100円~300円

1㎡当たり690円

外注

6000円~

1㎡当たり5000円

ポイント

ロール紙1本で35枚ほどA1ポスターを
作ることができるので、 外注を内製化するだけで
ポスター1枚当たり5700円ほどのコスト削減ができる

1㎡当たりで4310円コスト削減ができる

※費用感はあくまで一例です。発注部数や仕様によって異なります。

販促ツール内製化にあたり必要になるものとは?

印刷機などの設備や資材の準備

制作したい販促物によりますが、主に下記の様な設備・資材が必要です。



さらに、カッティングマシンや名刺カッターがあれば、さらに一歩進んだ販促物が内製化できます。

制作する人材の育成

販促物を制作するスタッフの確保・育成も必要です。
社内で制作が難しい場合は、デザインのみ外注し、出力のみ内製化する方法もあります。

プリンターにはどのような種類があるのか?

プリンターの種類・特徴

販促物の内製化に最適な大判プリンターは大きく分けて水性プリンターラテックスプリンターの2種類が挙げられます。

水性大判インクジェットプリンター

屋内掲示用ポスターの印刷に主に用いるプリンター

< 費用感 >

A1サイズ用30万円前後 B0サイズ用は60万円前後

< 色数で仕上がりに差があります >

色味も4色や8色さらにグレードの高い10色などあります。

4色機

基本的ポスター印刷用途であれば、性能も上がってきているので4色機で十分対応可能

8色機

人物の印刷や食品の印刷で色味が重要な場合に適している機種

10色機以上

印刷会社などプロが使う非常にハイグレードな機種

【水性大判プリンターのメーカー特徴】

EPSON

スピンドルレスでロール紙の取り付けが楽。黒の発色が良く、印刷会社に最も入っており色校正にも用いられている

Canon

他社と比べると印刷スピードが速い、インク単価が他よりも高い、メンテナンスが速い

hp

ジャストサイズカットができ、お手頃価格。

ラテックスプリンター

屋外看板や内装を作成するときに用いるプリンター
様々な素材に印刷できる為、ポスターを内製化以外にも、さらにほかの部分も内製をしたいというお客様向け
外注コストと比べると80%以上削減できる
プリンター1台の価格はおおよそ250万円前後

【ラテックスプリンターのメーカー特徴】

hp

インクの乾燥時間が不要だが、インクが水性のため無臭。ラミなしで屋外に3年ほど掲載できる。
導入することで店内装飾の大半を内製化できるようになる。フロアシートや壁紙屋外サインも作成ができる。

プリンターと合わせて必要になるもの

ラミネートフィルム

ラミネートとは?

ラミネートとは、印刷物の保存性を高めるため、ラミネートフィルムを印刷物の両面、又は片面に貼ること。また、使用するフィルムの光沢性により、付加的に高級感が得られます。

ラミネート加工をする必要性

まず出力紙の染料、インクの退色を防止すること。変退色要因の酸素(オゾン)、湿度、光をラミネートフィルムが遮断します。次に、ラミネートフィルムの光沢性により、インク等では出すことができない高級感を付与することができます。また、紙や印刷インクの耐衝撃性や引裂強度を向上させ基材の補強をはかるという表面保護の役割があります。紙だけだと湿度に負け弱ってしまうので、それを防ぐためにラミネート加工をしている場合もあります。
また、紙面とインク面との接着力が弱い出力紙で、ラミネートフィルムを貼ることにより、耐磨耗性を向上させることができます。

ラミネート加工

ロール紙の種類

・マット紙

比較的安価な用紙でデザインのみのポスターなどに使用する大判インクジェットロール紙の中でも、表面がマットコーティングされたマットコート紙は、最もポピュラーでお手頃価格な素材の一つです。

・光沢紙

人物や食べ物など色味をきれいに印刷したいときに使う用紙
紙ベースの用紙の中では比較的高価であり、高級感を演出できる。

・合成紙

水に強く短期間であれば半屋外でも使用できる用紙、紙ではなく、フィルム系のロール紙。紙と異なり、破れにくく耐久性に優れているのが最大の特徴。(切れ目が入っている場合は、裂ける可能性がある。)
フィルム系の為、ある程度の耐水性もあり、短期屋外使用も可能。色鮮やかなポスター・POP・バナー・パネル貼りなどに適している。一般的には、表面マットタイプが主流になり、インクの吸収が早く、速乾性に優れている。


合成紙と同じ素材で裏面に、スマホ保護フィルムのような静電気の加工がされており、窓ガラスやタイル面などの平滑な場所に貼ることができる吸着合成紙もあります。

・クロス

インクジェットロール紙の中には、紙・フィルム以外にも布タイプのロール紙もあります。(不織布タイプ、ポリエステル薄手・厚手等)
布ロール紙の最大の特徴は、破れにくく、折り曲げてカバンに入れて持ち運ぶことができます。布の種類によって、折りジワの度合いは異なりますが、海外の学会発表ポスター用途などでも使われています。その他には、のぼり用のポンジクロスや、タペストリー用の防炎クロスのような特殊素材がございます。

スチレンボード

スチレンボードとは
発砲したスチレンを圧縮してボードにしたもののこと。
ポリスチレンフォーム(発砲プラスチック系の断熱材の一種)を一定の強度を持たせ板状にしたもの。発砲スチロールと同様の材料なので、軽量・低コスト・加工性が高いとされています。
グーパネ、ミラパネ、スチレン、ハレパネなど様々な呼び方をされています。
スチレンボード
仕様用途

印刷したポスターなどを貼り、目立たせるために使用します。トップボードとも呼ばれています。

仕様上の注意点

スチレンボードは湿気に弱く、長期間掲示すると反ってくることがあるので注意が必要です。

まとめ

内製化のメリットは、外注するより、小ロットでも短納期で安く制作できる点です。
大判プリンターの価格も手頃になってきているので、外注費を抑え、内製化に切り替えるメリットは大きいかと思われます。
販促物の内製化で、コスト削減・納期短縮し、生産性の向上を実現してみてはいかがでしょうか。



知って損なし!スチレンボードの選び方
2021/08/23 00:00
スチレンボード用途

皆さん、お店の入口や商品棚の上、等身大パネル等に使われている素材をご存知でしょうか?
POPの内容や大きさに目が行ったとしても、それが何の素材でできているのかまで気にされたことはないですよね。
これら全て「スチレンボード」という素材でできていることがほとんどです。
スチレンボードって何?というところから、様々な種類についてや製品の特徴、扱い方、選び方等、知っておくと役立つあれこれを今回は深堀りしていきたいと思います。

「スチレンボード」ってそもそも何?

サイン業界や建設業界、また企業のPOP制作に携わっている方には馴染みのあるものではないでしょうか。
現場では「ハレパネ」、「ミラパネ」、「糊パネ」等と呼ばれたりもします。
最近では、DIY需要の増加で趣味としてご家庭で使用される方もいらっしゃるかもしれません。
そのスチレンボードについて詳しくご紹介していきます。

スチレンボードとは?

スチレンボードの素材と特徴

スチレンボードは、「ポリスチレンフォーム」というポリスチレンを主原料とした発泡板です。ポリスチレンフォームは、一般的に住宅断熱材に用いられています。
よりわかりやすい素材に例えると、発泡スチロールの粒子をもっと細かくし、高密度にしたものになります。 発泡スチロールの表面はボコボコしたイメージがあるかと思いますが、スチレンボードはより高密度な物なので表面は滑らかです。スチレンボードは発泡スチロールと同様に屋内での使用が望ましいでしょう。

スチレンボードの種類

スチレンボードにはいくつかの種類があります。
主に糊がついているかどうかの違い、スチレンボードの課題である湿気による「反り」に対する強度の違いが中心です。
パネルを内製化したいけど、何を選んだらいいかわからないという方向けに、当社が国内で製造しているスチレンボードを例にご説明いたします。

スチレンボードエコノミー

 
sdgs

最も安価でオーソドックスなタイプです。発泡スチレンボードを特殊紙で挟んでいます。
素板に比べると反りは軽減されていますが、特別強いわけではないため短期でのご使用をおすすめしております。
用途や掲示場所にもおりますが、最大3か月間の掲示を目安にお考えください。

スチレンボード エコノミー ラインナップ

厚み:5mm/7mm
サイズ:910mm×1820mm/1220mm×2440mm
ラインナップ:両面糊なし/片面糊付き/両面糊付き

sdgs

スチレンボード 反り対策

sdgs

できる限り長持ちさせたいという方には、スチレンボード反り対策タイプをおすすめしています。
発泡スチレンボードを耐水性のある紙で挟んでいるため、反りの最大の敵である「湿気」を大幅にカットすることができます。
こちらも用途や掲示場所次第にはなりますが、1年近く使っていただけているお客様も多くいらっしゃいます。
コストパフォーマンスが最も高く、今一番販売数量が伸びている製品です。現状、反りに悩んでいる方、初めて内製されるという方はまずこちらをお試しください。

スチレンボード 反り対策 ラインナップ

厚み:5mm/7mm
サイズ:910mm×1820mm/1220mm×2440mm
ラインナップ:両面糊なし/片面糊付き/両面糊付き

sdgs

環境にやさしいスチレンボード

他にも、脱プラ・脱炭素等、環境問題に関心の高まっている昨今、環境に配慮できるスチレンボードも話題を集めています。
再生プラスチック50%以上使用し、掲示物・広告物に環境負荷が低いことを示すエコマーク認定の表示可能(※)です。
※広告物にはエコマーク(ロゴ)は表示いただくことはできませんが、文言のみでエコマーク認定のボードを使用している旨の情報の表示が可能です。

sdgs

丸められるスチレンボード!?まるパネ

sdgs

スチレンボードも大型の掲示物作成になると梱包の手間に加え、配送費も高くついてしまう…と頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、丸められるパネルを開発いたしました!まるパネの利点としては、配送費・梱包の手間削減はもちろんのこと、下記のメリットがあります。

  1. 作業効率の向上
    大判プリンターでダイレクトに印刷できるので、これまでのような印刷物をパネルに貼る手間や、時間を大幅にカットできます。
  2. どこでも貼れる汎用性
    素材に遮光性と耐水性を兼ね備え、ある程度のコシのある素材のため、タイルやレンガなど凹凸のある壁面の上からフラットに貼ることができます。さらに柔らかさもあるため、柱巻きなどの曲面にも貼ることができます。
    ※貼る下地に合わせて両面テープを使い分けてください。
  3. 環境にもやさしい
    RPF(固形燃料)としてリサイクルすることも可能です。スチレンと比べて制作時に撤去時の廃棄物量も大幅に削減できます。自立が必要なパネルとしての使用には向きませんが、壁に貼る用途にはこちらが最適ですので、併せてご検討ください!

スチレンボードの選ぶ基準

  1. 掲示期間はどれくらいを想定しているか?

    ・1週間~3か月ほど→スチレンボードエコノミー(糊付き)スチレンボードエコノミー(糊なし)
    ・3か月以上→スチレンボード反り対策(糊付き)スチレンボード反り対策(糊なし)

  2. 厚みはどれくらい必要か?(5㎜か7㎜か?)
  3. 糊付きか糊なしか?
  4. 糊付きの場合は片面粘着か両面粘着か?

一般企業様でのご採用は片面粘着、5㎜厚が1番人気となります。


自分達でスチレンボードの作成加工もおすすめですが、


  • 量が多くて時間がかかってしまう…
  • 作業員が女性で多く作れない…
  • しっかり長持ちするPOPボードが作りたい…

このようなお悩みをお持ちの方は、外注での作成も可能です!外注の場合は、表面加工(マット調・グロス調)もしっかりできるため半年~1年以上のご使用にも向いています。

覚えておきたいスチレンボード豆知識

湿気による「反り」への対策について

スチレンボードは、先述の通り発泡スチロールと同様に屋外での使用には向いておりません。その理由として、「水分に弱い」という性質があります。
空気中の湿気を吸って、徐々にボードが反ってしまうという点が1番の悩みです。ここで気を付けるポイントを三つ紹介いたします!

  1. 湿度の変化に気を付ける
    天気やエアコンによる湿度の変化で紙は伸縮しやすい素材ですが、スチレンボードはあまり伸縮しません。その伸縮率の差によって反りが発生します。紙の伸び縮みにスチレンの芯材が引っ張られてしまうのです。
    対策としては、両面に全く同じ素材を貼ることです。そうすることで表裏が同じように伸縮するためスチレンボードが反るリスクを大幅に軽減できます。また、できれば紙より湿度変化の影響を受けにくい、耐水紙や合成紙のような素材の両面貼りがおすすめです。
    ※塩ビ素材は、湿度関係なく非常に伸縮しやすい素材のため貼らないように注意しましょう。
  2. 温度変化に気を付ける
    スチレンボードは耐熱性の高い素材ではないため、高温によっても反りが発生します。
    対策としては、白熱電球のスポット照明の熱、夏場の太陽光、冬場のヒーターなど高温になるような場所やその近くでスチレンボードの在庫保管や販促POPとしての設置は避けましょう。真夏は特に反りやすくなるため、可能であれば空調設備の整った部屋での保管を推奨いたします。
  3. 保管方法を工夫する
    スチレンボードはサイズが大きく自重もそれなりにあるため、縦置き保管によって徐々に反ってしまします。ちょっとした工夫ですが、保管方法を変えることで反りのリスクは大幅に軽減できます。
    対策としては、保管時は温度や湿度変化の少ない場所で、梱包箱に入れたままで水平に置くことが好ましいです。また長期在庫は極力避けましょう。等身大パネルなど大型の販促物として設置する際も、スチレンボードの自重で反ってしまうリスクが高いので、耐水紙貼りなど反り対策のされているボードや、7mm厚のボードなど、出来るだけ反りにくく、分厚い素材を使うようにしましょう。

海外品にご注意!

安価な海外品のスチレンボードも出回っているようですが、粗悪品質なものや、倉庫などで長期在庫しているケースが多かったりするため、納品後すぐに反ってしまったり、ロットによって反りが激しくなったり、品質が安定しないことが非常に多いため気をつけましょう。
スチレンボード 反り対策スチレンボードエコノミースチレンボードRは、全て安心の国産品できちんと温度管理と湿度管理された場所で保管しています。さらに、スチレンボード 反り対策は両面に耐水紙を貼っているため、非常に水分や湿気に強く、汚れにくい表面素材になっています。また、スチレンボードエコノミースチレンボードRについても特殊な撥水コーティングをかけた紙を貼っているため、湿気に強い素材となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これからスチレンボードをご使用される場合には、スチレンボードがまずはどんなものなのか、そのためにどんなものを選ぶべきなのかが分かったのではないでしょうか?
また、スチレンボードの弱点を知ることで今後長持ちさせる豆知識も紹介させていただきました。スチレンボードは、気軽に看板のような目を引くPOPや大きなサイズのものも簡単に作成できる便利な素材ですので、ご使用の用途に合わせ最適なものをお選びください。
他にも商品についてまとめているページがありますので、ぜひのぞいてみてください!

売れ筋スチレンボード商品一覧

ポスターに人気の用紙を比較(マット紙、合成紙、フォト紙)
2021/08/04 00:00

ポスター印刷におすすめの用紙とは?

ポスターを印刷する用紙は、印刷したいデザイン、掲示する場所などを考えて、どの用紙が一番適しているか選んでいらっしゃるかと思います。用紙それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、作成する制作物の目的に合わせて用紙を選ぶということが重要です。
今回はポスター用紙のなかでも人気の「マット紙」「光沢紙」「合成紙」3種類を比較してご紹介します。

1番人気の「マット紙」

なんといっても一番人気は「マット紙」です。
ポスター用紙の中では低価格で、どんな水性プリンターでも印刷ができるのが特徴です。
素材の特徴としては、普通紙(コピー用紙)の約2.5倍の厚みがあり、仕上がりに安っぽさがありません。
表面はサラサラとした質感で、光を反射しないため、照明の明るい場所でも視認性が高く、落ち着いた印象を与てくれます。視認性が高い為、文字が多いポスターでも使いやすく、手軽にポスターを作成できるということで人気な用紙です。

活用シーン

・飲食店などのメニュー、百貨店・商業施設のポスター、イベント・催事・展示会のポスター等
・学校の教材、掲示物(発表ポスター、時間割など)
・工事現場GIS/CAD図面
・印刷・デザイン事務所の文字校正用紙


飲食店店内ポスター
CAD図面用紙

2番人気の「光沢紙」

写真をキレイに魅せたい、高級感のある雰囲気を作りたいときは「光沢紙」がおすすめです。
柔らかい落ち着いた印象のあるマット紙に比べ、光沢紙は色鮮やかでメリハリのある写真のようなポスターに仕上がります。鮮やかな発色で、商品や食品の写真がより際立ちます。
表面はツルツルしており、光を反射するのが特徴です。反射しやすい場所で光沢感が必要な場合は、より高級感を演出し、少し落ち着いた光沢感を持っている「半光沢紙」がおすすめです。

活用シーン

・化粧品や路面店、百貨店などのブランドショップのポスター
・飲食店のメニューポスター
・イベント、催事・展示会のポスター


店内ポスター
ブランドポスター

光沢紙も屋内掲示向けです。屋外に掲示をされる際は防水処理(ラミネート加工)などを施していただき、さらにポスターパネルに入れると耐水性が高まります。
光沢紙や半光沢紙は、用紙の光沢感で高級感を出すことができるので、よりブランドイメージ、商品イメージを上げたいときに有効です。

耐水性を求めるなら「合成紙」

名前だけではイメージしにくい「合成紙」ですが、合成樹脂(プラスチック)が原料となっている、紙と樹脂フィルムの両素材の特徴を持ち、耐水性があり、破れにくく、伸び縮みがしにくい用紙です。耐水性・耐候性により、短期であれば屋外掲示が可能です。
表面はマット調のものが多く、一部光沢タイプもございます。サラサラとした質感で上品な印象を持った用紙です。用紙の中では比較的白色度が高く、発色が良いのも特徴です。
水濡れによる用紙のヨレや汚れが少ないので、何度もポスターを貼り直す手間やコストの削減にもつながります。

活用シーン

・飲食店、百貨店・商業施設のポスター
・工事現場の短期屋外看板、工程表
・選挙用屋外ポスター
・耐水性耐候性が必要な地図、カレンダー、POP、ステッカー


商業施設のポスター
工事現場や事務所の掲示

例えば、合成紙と普通紙の両方に水をかけてみると耐水性は一目瞭然で、普通紙は印刷が滲んで用紙が波打っているにも関わらず、合成紙は変化なく元の状態を保っております。


合成紙と普通紙の比較

さらに、繰り返し折り曲げたり引っ張っても破れにくいです。
マット紙、光沢紙に比べて耐候性もあるので、雨や太陽光にさらしても丈夫で長持ちします。


合成紙(耐水紙)の破れにくさ

注意点としては、大判プリンターの水性インクで印刷する場合は、あまりたくさん水濡れしてしまうと、合成紙は問題なくてもインクが流れてしまうことがあります。

今回は、ポスター印刷に人気な3つの用紙をご紹介いたしました。それぞれに特徴があるので、作成したいポスター、掲示場所、その効果性などをイメージして、どの用紙が最適か選んでいただくことが大切です。そうすることで販促、PR、発表などの効果を高めてサポートしてくれるポスターになるでしょう。

おすすめ商品一覧

【SDGs対応】環境問題に配慮した新素材で、インクジェットメディアも環境にやさしく
2021/07/30 00:00

SDGsへの関心が高まる中で、広告や販促物についても、使用後の環境配慮が求められています。そんな中、ニチエから環境に配慮した新製品が発売され話題になっています。
今回は、使い捨てられていた広告・販促資材をリサイクル・再資源化する取り組みをご紹介します。

インクジェットメディアのリサイクルについて

インクジェットメディアのリサイクルについて

タペストリー用エコファブリック(NIJ-RF200P)

使用済みペットボトルを100%使用しているタペストリー用の防炎クロスは、使用済みPETボトルのリサイクルにより、廃棄物の低減やマイクロプラスチックゴミによる海洋汚染の低減に繋がります。 使用後も、回収し「RPF」固形燃料へと生まれ変わらせるサーマルリサイクルを行っています。感染のリスクを軽減するアイテムです。

特徴・用途

・使用済みペットボトルを100%原料として使用
・通常の防炎クロスと比較しても同等以上の高発色
・従来のエコ製品と比較しても安価
・タペストリーやバナースタンド

sdgs

ECOダンボールパネル(NDボードII)

店舗内で使用されるポスターやPOPなどの下地材はポリスチレン製のパネルが多かったが、ダンボール素材にすることでプラスチックゴミの削減に貢献します。
使用後も、回収し「RPF」固形燃料へと生まれ変わらせるサーマルリサイクルを行っています。

特徴・用途

・使用済み飲料パックなどの古紙を100%原料として使用
・芯材が白く、意匠性が高い
・UVダイレクトプリント可能
・トップボード、POP、案内サイン什器、陳列棚等

sdgs

使用後も生まれ変わる広告・販促物

固形燃料化で再活用

使用後のインクジェットメディアやダンボールパネルを回収し、RPFという固形燃料に成形することで、再資源化。
「サーマルリサイクル」の取り組みにより、環境負荷低減に繋がります。


・埋め立てゴミの低減
・廃プラスチックの循環
・温室効果ガスの排出低減
・エネルギーの有効活用

sdgs

RPF固形燃料の特徴とメリット

「RPF」とは、Refuse Paper&Plastic Fuelの略称です。
古紙及び廃プラスチック類を主原料とした固形燃料のことを指します。
RPFは、含水量が低いが発火の危険性は低く、貯蔵特性に優れており、熱量の調整も容易という利点があり、石炭やコークス等、化石燃料の代替として製紙会社・鉄鋼会社・石灰会社など多くの産業で有効活用されています。今後の安定供給のためにも必要なリサイクルであると考えられています。

RPF利用のメリット

①環境にやさしい
②品質が安定
③熱量のコントロールが可能
④高カロリー
⑤ハンドリング性が良い
⑥ボイラー等焼却炉における排ガス対策が容易
⑦他燃料と比較して低価格

sdgs

まとめ

SDGsへの意識が高まり続ける中、社会課題・環境問題への配慮はさらに重要視されていくと思われます。
資源を有効活用し、環境への不可を低減する製品を使用することで、企業ブランド力の向上やステークホルダーとの関係性向上が期待できるのではないでしょうか。

SDGs
コスト削減・楽々施工の「ノンアルミ複合板・ FJTパネルボードメディア」
2021/06/24 14:22

普段からアルミ複合板やスチレンボードを使用されている方や、短納期でスムーズに施工まで完了できる看板素材を探されている方にオススメです。

この記事はこんな方にオススメ

  1. 普段からアルミ複合板やスチレンボードを使用されている
  2. 短納期でスムーズに施工まで完了できる看板素材を探している
  3. 看板製作のコストダウンと時間短縮したい
  4. SDGsを念頭に置いた、エコな素材を探している

話題のノンアルミ複合板「FJTパネルボードメディア」とは?

アルミ複合板や、スチレンボードの代替品として選ばれている「ノンアルミ複合板 FJTパネルボードメディア」。アルミ複合板と同等の耐久性を持ちながらも、PET合成材のため本体が軽く、搬入や施工が各段に楽に行えます。
以下は、従来のアルミ複合板と「ノンアルミ複合板 FJTパネルボードメディア」で看板を5枚制作した場合の比較です。

FJTパネルボードメディア7つのメリット

制作コストダウンと作業時間短縮

看板製作の場合3~5割のコストダウンと時間短縮が期待できます。1枚あたりの製作単価もそうですが、施工費や配送費など大きなコスト削減が見込まれます。

パネルボードメディアのコスト比較

物流のコストダウン・時間短縮

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

送料

×
載積効率が悪く、送料も高くなる


小さく丸めて運ぶので、安価で済む

持ち運び

×
大人4~5人で運搬


大人1~2人で運搬

施工のコストダウン・時間短縮

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

施工時間

×
数日~数カ月かかる。


数分で可能!

施工コスト

×
職人の手配が必要。また、曲面への取り付けは、鉄板の曲げ加工が必要になり、さらにコストアップの可能性も・・


店舗スタッフにて、両面テープ貼り付けで施工完了!

撤去処分の容易さ

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

廃棄物の量

×
アルミ複合板に塩化ビニール樹脂シートを貼り付ける手法の場合、撤去後の廃棄物の量が多くなります。


小さく折りたたんで廃棄可能

廃棄コスト

×
量が多い分、コストもかかります。


撤去も簡単にでき、コンパクトに廃棄可能

事故や二次災害のリスクを大幅に軽減

  アルミ複合板 ノンアルミ複合板

落下事故

×
破損や落下した場合、重量があるため、大きな怪我や事故につながりやすい。


素材が軽いので、万が一の落下時にも怪我や事故に繋がりにくい。

火災の場合

-


可塑剤フリー、火災の場合も有毒ガスを発しません。

美しい仕上がり

ノンアルミ複合板は、アルミ複合板と比べても遜色のない仕上がりです。遮光性があるため、既存のサインの上から貼っても下地の柄が透けないため、キレイな仕上がりになります。 既存のサインを目隠しをしたい場合などにも便利です。薄い素材のため、平滑性はなく若干丸みを帯びるため、立てかけではなく貼り付けに適しています。

また、素材に直接印刷ができるため、最長30mまで一気に印刷可能です。駅構内やイベント会場などの長尺なサインでも継ぎ目のない、美しくインパクトのある訴求ができます。
長尺サインも美しい仕上がり

強度・耐候性もアルミ複合板と差異なし

厚さ約0.5ミリにも関わらず、強度はアルミ複合板と変わりがありません。また、専用ラミを使用した場合、屋外でも約5年間の耐候性を有してます。
高い強度

地球にやさしいエコな素材

廃プラ対策の一環としてアルミからノンアルミへ

一般的なサイン看板資材に多く使われている塩ビは適切なリサイクルが難しいと言われていますが、ノンアルミ複合板FJTパネルボードメディアは、塩素を含まないPET複合材である為、サーマルリサイクルが可能です。RPFの原料として再利用されることも想定しているため、資源の有効活用・地球環境の保全にも貢献できます。
プラスチックスマート

製作時・施工後のゴミを削減できます

撤去時のゴミの量が他の資材と比べ大幅に削減できます。また、メディアの剥離紙やアルミ複合板の端材やマスキングなど、製作時の廃棄物も大幅に削減できます。
ごみの削減

配送時のCO2の削減へ

小さく丸めて運べるため、一度に大量のサインを車にのせて効率よく運べるので、CO2の削減にも繋がります。以上の理由から、複数のSDGsの目標へ貢献いたします。
配送時Co2

ノンアルミ複合板、アルミ複合板、スチレンボードを比較

素材が柔らかく若干丸みがあるため、立てかけてサインを飾る場合はアルミ複合板の方が平滑性がありオススメですが、円柱や貼り付けを行う際はノンアルミ複合板のほうがコスト・手間・安全性・環境配慮においてメリットが多いです。

  ノンアルミ複合板 アルミ複合板 スチレンボード
安全性

平滑性

加工性

施工方法

意匠性

屋外使用

◎※

×

軽量性

材料コスト

トータルコスト(材・工)

出力(溶剤・Latex・UV)

出力(水性)

×

在庫所有面積

×

×

物流コスト

×

×

破損リスク

×

×

※屋内・短期野外以外での使用の場合は、奨励塩ビラミネート・屋外用 PET ラミネートもしくは長期塩ビラミネートをご使用ください。

印刷方法・施工方法

パネルボードメディアの印刷方法

水性、溶剤、Latex、UVプリンターに適応しています。プリンターにセットし、直接印刷が可能です。基本的に片面印刷のみ対応しておりますが、UVプリンターであれば両面印刷も可能です。

パネルボードメディアと通常サインの施工方法の違い

パネルボードメディア施工方法の違い

通常サインの場合・・・アルミ複合板とプリントされたインクジェットメディアをラミネートで吸着させ、ビス止めや強力な両面テープで壁に取り付けます。
FJTパネルボードの場合・・・取り付けるのはFJTパネルボードの一層のみ。素材が軽いので、両面テープのみでも安心です。

両面テープのみの施工で大丈夫??

素材が軽いため、両面テープのみで掲載可能です。屋外で使用する場合や、両面テープだけでは台風のときに不安、という方は今まで通りの施工方法でも対応しておりますが、専門的な知識も必要なく施工が可能です。

対応している施工方法
  • 両面テープ
  • ビス止め
  • シリコン
  • マグネットバー
  • ベルクロ
  • ハトメ加工
  • 円柱の場合は穴あけ・ゴムバンドで取り付け

導入事例

駅構内の案内サインや、円柱広告、曲面サイン、商業施設のサインディスプレイなど、アルミ複合板やスチレンボードの代替品として、屋外問わず幅広く活用されています。

【業種】小売業
【施工】窓の内側から両面テープ止め

【業種】小売業
【施工】四隅を両面テープで止め

【業種】立体駐車場管理会社
【施工】両面テープ貼り+コーキングボンドを使用

【業種】飲食業
【施工】屋外看板にてキャンペーンを訴求

耐水紙を導入したお客様へインタビュー【飲食・製造業編】
2021/06/22 00:00

耐水紙(パウチフリー)を導入し、クオリティ向上・作業の効率化を成功させたお客様にインタビューを行いました!

 

株式会社博多屋 品質管理室 池田様

飲食製造業
12年連続でモンドセレクション金賞を受賞している「博多献上辛子明太子」で有名な明太子製造業者。
導入製品

今回導入いただいた「耐水紙 パウチフリー」とは?

耐水性はもちろん、ラミネートフィルムと同等な強度を兼ね備えた汎用性の高い紙です。POPや飲食店のメニューなど、内容が変わる度に大量のラミネート加工が必要になりますが、耐水紙だと一般的なレーザープリンターにセットし、印刷ボタンを押すだけで面倒なラミネート作業が削減できます。

  • メリット1
    ラミネートする手間を削減!
  • メリット2
    材料費や人件費コスト削減!
  • メリット3
    簡単加工!様々なシーンで活躍

【導入経緯】 ラミネートが不要になる画期的なツール。

今回導入したラミネート作業が不要になる「耐水紙 パウチフリー」は営業部に教えてもらい、画期的な販促ツールだと思い、私が所属する品質管理室から商品開発室へ提案いたしました。用途としては、取引先のスーパーでの売場でラミネートされているPOPの代替品として使えるのではないかと想定しました。
いままでは手作業でラミネートを行っていたのですが、耐水紙は複合機にセットしそのままプリントするだけ、という点が魅力的でした。

ラミネートから耐水紙へ切り替えることで、POP作成の時間削減による業務効率化や、ラミネート加工の失敗による時間・素材ロスの解決に繋がればいいなと思い、導入に至りました。

【導入前のイメージ】 耐久性はラミネートと比べると…?

耐水紙とはいえど、一枚の紙なので、初めはどうしても見た目的にはラミネートフィルムで挟まれた紙のほうが水に強く強度もあるイメージがありました。弊社で取り扱っている食品は明太子なので、どうしても冷蔵ショーケース、またはその近くにPOPを置かなければいけません。水気が多く結露で紙が反ってしまわないか、という懸念点もありました

【導入後の効果】 耐久性問題なし!作業効率化へも貢献。

導入前は強度や反りに関して心配しておりましたが、実際導入してみるとまったく問題なく使用できることがわかりました。耐水性においても、水気の多いエリアで使用していても問題ありません。

また、ラミネーターを使っていたときはフィルムのズレであったり、フィルムと紙の間にゴミが入ってしまうこともありました。やはり食品を取り扱っておりますので、衛生面や見た目の観点からもPOPにゴミが入ってしまうのはよくありません。今後はその点も心配しなくていいので安心です。作業面でも、いままではコピー紙を一枚一枚ラミネートしていたため、複合機にセットし印刷するだけの耐水紙は手作業がほぼ必要なく、POP作成に失敗するリスクもほとんどないため大変便利だなと感じています。

【導入場所】 冷蔵ショーケースのPOPにご活用いただきました。

マットタイプの耐水紙はラミネートフィルムと比べると、店内の照明が反射しづらいので文 字が見やすいと好評です。

商品一覧