意外と使える!バックライトフィルムの使い方
2021/09/17 00:00

バックライトフィルムは、暗所でもきれいに見えるので広告・宣伝効果をより高めることができます。
高耐久で高品質、低コストと、今注目を集めている販促資材「バックライトフィルム」の使い方をご紹介します。


販促物の内製化

バックライトフィルムとは?

通常の紙とは違い、少し白く濁ったプラスチックのようなロール紙です。
このメディアは、後ろから蛍光灯などの光を通すことにより、印刷した物を綺麗に見せることができる構造になっています。

バックライトフィルムとは

乳白ではなく、透明にした方が一見キレイに見えそうですが、メディアを白く濁らせた方が後ろからくる光を受け止めるのでよりキレイに見せることができます。そのため、よく「電飾フィルム」、「乳白PET」、「コルトンフィルム」等と呼ばれることもあります。

バックライトフィルムの特長について

① 暗所でもきれいに見える

一番の特徴は、何といっても暗い場所でもきれいに見せることが最大の特徴となります。
蛍光灯などの光があれば、日光が入らないような室内や、夜間などの暗い場所で使うことができ、同時に目立たせることができるので通常のポスターより多くの人の目に留まらせることができます。

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② 高耐久で高品質

このメディアはPETやPVC(塩ビ)などの材質を使われており、通常の紙などに比べて耐久性があります。また、カールしにくく、シワなども入りにくいのも特徴となっており、使い勝手がとてもいいです。 また、色褪せしにくいところも、長期で使う際には利点となっています。
バックライトフィルムは通常の紙と違う材質を使っているため、黒や青などの濃い単色をベタで印刷をすると白いドット状のピンホールなどができることがあります。
しかし、弊社にのバックライトフィルムは、上記のような厳しい印刷にも耐えることができ、 色味も豊かに出すことができるので大手印刷会社でもご採用頂いております。

高耐久で高品質

③ 低コスト

外注でバックライトフィルムの印刷をすると、おおよそA1サイズで約4,000~5,000円/枚ぐらいが相場となっています。
ですが、内製で印刷をした場合、A1サイズだと約400~500円ほどで印刷することができます。
サイズや購入先によって変動はありますが、特殊メディアの中でもコストを大幅に抑えることができるので、ぜひ内製での印刷をご検討ください。

低コスト

バックライトフィルムの主な使い方

バックライトフィルムをよく使われるお客様の業界としては、

  • アミューズメント
  • 飲食
  • ホテル
  • 商業施設

上記のお客様からのご注文が多いです。
基本的にはお店の入り口などに屋外ポスター・メニュー表として使われることが多いですが、 それ以外にもフードコートの店内メニュー表や、映画館の告知ポスターなどの屋内にも使われています。

その他、よく目にする場所でバックライトフィルムが使われているのが、駅の中にある広告物などです。 最近ではメーカー様や不動産会社様なども駅ナカの広告物に自社製品をPRするために、バックライトフィルムなどを使って告知されるケースも増えてきています。

駅ナカ広告

バックライトフィルムとあわせて使うと便利なもの

やはり光を必要とするメディアなので、LED電球を入れたポスターパネルなどと組み合わせると相性がいいです。
もちろん従来通りの店内入り口に置く用途でも使っていただけますが、展示会や室内イベント時などにLEDポスターパネルを使って告知することもオススメです。
持ち出しができればどこでも使えることができますし、展示会や室内イベントでそのような使い方をしている方もそこまで多くないので、新しい使い方としては効果的ではないかと考えております。

高耐久で高品質


LEDポスターパネルを使えば、いつでもどこでも簡単に、広告物を見せることができます!

LEDバックライトパネル

まだ特定の業種でしか使われていなので、是非注目される販促をこの機会に試してみませんか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
「バックライトフィルム」という言葉はあまり聞きなれないものの、身近でたくさん使われているメディアですし、実際に使えそうなシーンなども多くあったのではないでしょうか。 特に難しい印刷設定などなく、ご購入されてからすぐに使っていただけるメディアなので、是非導入を検討してみて下さい!

ポスターに人気の用紙を比較(マット紙、合成紙、フォト紙)
2021/08/04 00:00

ポスター印刷におすすめの用紙とは?

ポスターを印刷する用紙は、印刷したいデザイン、掲示する場所などを考えて、どの用紙が一番適しているか選んでいらっしゃるかと思います。用紙それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、作成する制作物の目的に合わせて用紙を選ぶということが重要です。
今回はポスター用紙のなかでも人気の「マット紙」「光沢紙」「合成紙」3種類を比較してご紹介します。

1番人気の「マット紙」

なんといっても一番人気は「マット紙」です。
ポスター用紙の中では低価格で、どんな水性プリンターでも印刷ができるのが特徴です。
素材の特徴としては、普通紙(コピー用紙)の約2.5倍の厚みがあり、仕上がりに安っぽさがありません。
表面はサラサラとした質感で、光を反射しないため、照明の明るい場所でも視認性が高く、落ち着いた印象を与てくれます。視認性が高い為、文字が多いポスターでも使いやすく、手軽にポスターを作成できるということで人気な用紙です。

活用シーン

・飲食店などのメニュー、百貨店・商業施設のポスター、イベント・催事・展示会のポスター等
・学校の教材、掲示物(発表ポスター、時間割など)
・工事現場GIS/CAD図面
・印刷・デザイン事務所の文字校正用紙


飲食店店内ポスター
CAD図面用紙

2番人気の「光沢紙」

写真をキレイに魅せたい、高級感のある雰囲気を作りたいときは「光沢紙」がおすすめです。
柔らかい落ち着いた印象のあるマット紙に比べ、光沢紙は色鮮やかでメリハリのある写真のようなポスターに仕上がります。鮮やかな発色で、商品や食品の写真がより際立ちます。
表面はツルツルしており、光を反射するのが特徴です。反射しやすい場所で光沢感が必要な場合は、より高級感を演出し、少し落ち着いた光沢感を持っている「半光沢紙」がおすすめです。

活用シーン

・化粧品や路面店、百貨店などのブランドショップのポスター
・飲食店のメニューポスター
・イベント、催事・展示会のポスター


店内ポスター
ブランドポスター

光沢紙も屋内掲示向けです。屋外に掲示をされる際は防水処理(ラミネート加工)などを施していただき、さらにポスターパネルに入れると耐水性が高まります。
光沢紙や半光沢紙は、用紙の光沢感で高級感を出すことができるので、よりブランドイメージ、商品イメージを上げたいときに有効です。

耐水性を求めるなら「合成紙」

名前だけではイメージしにくい「合成紙」ですが、合成樹脂(プラスチック)が原料となっている、紙と樹脂フィルムの両素材の特徴を持ち、耐水性があり、破れにくく、伸び縮みがしにくい用紙です。耐水性・耐候性により、短期であれば屋外掲示が可能です。
表面はマット調のものが多く、一部光沢タイプもございます。サラサラとした質感で上品な印象を持った用紙です。用紙の中では比較的白色度が高く、発色が良いのも特徴です。
水濡れによる用紙のヨレや汚れが少ないので、何度もポスターを貼り直す手間やコストの削減にもつながります。

活用シーン

・飲食店、百貨店・商業施設のポスター
・工事現場の短期屋外看板、工程表
・選挙用屋外ポスター
・耐水性耐候性が必要な地図、カレンダー、POP、ステッカー


商業施設のポスター
工事現場や事務所の掲示

例えば、合成紙と普通紙の両方に水をかけてみると耐水性は一目瞭然で、普通紙は印刷が滲んで用紙が波打っているにも関わらず、合成紙は変化なく元の状態を保っております。


合成紙と普通紙の比較

さらに、繰り返し折り曲げたり引っ張っても破れにくいです。
マット紙、光沢紙に比べて耐候性もあるので、雨や太陽光にさらしても丈夫で長持ちします。


合成紙(耐水紙)の破れにくさ

注意点としては、大判プリンターの水性インクで印刷する場合は、あまりたくさん水濡れしてしまうと、合成紙は問題なくてもインクが流れてしまうことがあります。

今回は、ポスター印刷に人気な3つの用紙をご紹介いたしました。それぞれに特徴があるので、作成したいポスター、掲示場所、その効果性などをイメージして、どの用紙が最適か選んでいただくことが大切です。そうすることで販促、PR、発表などの効果を高めてサポートしてくれるポスターになるでしょう。

おすすめ商品一覧